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マンガ日本の古典 22

小島剛夕

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784122037779
ISBN 10 : 4122037778
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2001
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

海外の新しい事物に好奇の心を燃やし、楽市を設けて自由な経済交流を図り、天下統一を夢見て戦に明け暮れた織田信長。本能寺に斃れるまでの十五年間の言動をありのままに伝える『信長公記』をもとに、現代の鬼才絵師が奔放に描いた魅力的な信長伝。平成九年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞

【著者紹介】
小島剛夕 : 1928年(昭和3)、三重県四日市市生まれ。映画の看板描きを経て1950年に上京、紙芝居作家となる。57年、ひばり書房の描下し単行本『隠密黒妖伝』で漫画家としてデビュー。時代物の貸本漫画を次々と発表した後、漫画誌へ活躍の舞台を移す。70年に「週刊漫画アクション」で連載を開始した『子連れ狼』(原作・小池一夫)が大ヒットし、TVドラマ・映画化された。主な著書に『おぼろ十忍帖』『座頭市牢破り』『柳生陰ノ流レ』『料理人』(原作・昴すまる)『乾いて候』(原作・小池一夫)、黒沢映画を劇画化した『椿三十郎』『蜘蛛巣城』などがある。2000年1月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • カレー好き

    マンガ日本の古典 全32巻を衝動買いした。まずは信長公記。元は太田牛一著書。太田牛一は信長の旧臣。起こった事象の理由についてはほとんど書いていない。信長の上洛について理解が深まった。☆3つ

  • 活字の旅遊人

    絵で分からせる。小学生時代、「信長公記」の感想文で何かの賞をもらった気がするが、そのときのドキドキした感覚は得られず。

  • あんさん

    まず桶狭間と本能寺を置き、幼少期と道三・義昭との逸話、浅井朝倉を打ち破り比叡山焼き討ちまでを描く劇画。農漁民や子供の描き方などカムイ伝を思い出す。戦国の歴史を知ってはいるものの、やはり信長の発想や構想力は私の理解を超えていると改めて思う。

  • tama

    図書館本 これは巻いていない絵巻だ。一時期世間で「マンガ なになに」と言うのが流行ってた時期の本だなあ。当代人気の巨匠たちにやらせてる。手塚治虫死んでほぼ10年経つ頃。世代は変わる。横山光輝も書いてるシリーズ。で、小島剛夕の信長公記。原著者は藤吉郎の妻ねねさんの父の同輩。確かにこれまでTVで映像化された信長像とまったくおんなじ。何が違うかというと、全部毛筆じゃないかと思える絵。そして雑音がしない。冒頭風景、P195二条城の能舞台、p205の岐阜城は好き。鼓の音が「丁」一文字で描かれる静寂との対比。流石。

  • Aby

    「信長公記」の文章をそのまま(現代語訳なし)で,そこに挿絵が入ったような作風.この本を出発点として,ドラマや映画では「信長」のイメージを作っているんだな.バリエーションのある信長像の動かせない骨格.

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