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ISBN 10 : 4642029524
Content Description
『聖徳太子未来記』『野馬台詩』など、古代から続く中世の予言書の一群は、太子信仰の展開とともに国家の命運を占うものとなっていく。アジア各地の事例にも触れ、時代ごとに姿を変える予言文学、未来記の真髄を語る。
目次 : 1 “聖徳太子未来記”の生成(“聖徳太子未来記”の世界―もうひとつの歴史叙述/ 中世の未来記と注釈/ 中世日本紀をめぐって―言説としての日本紀から未来記まで/ “聖徳太子未来記”と聖徳太子伝研究/ “聖徳太子未来記”とは何か)/ 2 『野馬台詩』をめぐる(未来記の射程/ 『野馬台詩』注釈・拾穂/ 『野馬台詩』とその物語を読む/ 未来記の変貌と再生―その後の『野馬台詩』/ 予言者・宝誌の変成―東アジアを括る)/ 3 “予言文学”の世界(「御記文」という名の未来記/ “予言文学”の視界―過去と未来をつなぐ/ 災害と“予言文学”/ 占いと予言をめぐる断章/ “予言文学”の世界、世界の“予言文学”)/ 『野馬台詩』注釈資料集
【著者紹介】
小峯和明 : 1947年静岡県に生まれる。1977年早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、立教大学名誉教授・中国人民大学高端外国専家、文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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