Books

日本デジタルゲーム産業史 ファミコン以前からスマホゲームまで

小山友介

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784409241073
ISBN 10 : 4409241079
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

黎明期から現在まで40年におよぶ、日本におけるデジタルゲーム産業の興亡を描き出した画期的通史。アーケードやPCも含む包括的な記述で、高い資料的価値をもつとともに読み物としても成立させた、ビジネスマン・研究者必読の書。

目次 : ゲーム産業の歴史とは/ コンピュータゲームの誕生からアタリショックまで―日本ゲーム産業史前史/ アーケードゲーム(1):エレメカからビデオゲームへ―インベーダーゲームの誕生とアーケードゲーム産業の確立/ PCゲーム(1):8ビット御三家の確立/ 家庭用ゲーム(1‐1):アタリショックを超えて―ファミリーコンピュータ誕生/ アーケードゲーム(2):風営法ショックとそこからの復活/ PCゲーム(2):PC‐9801長期政権の確立と停滞/ 家庭用ゲーム(1‐2):ファミコンとその後継者たち/ 1994年の激変:技術革命とビジネス革命/ アーケードゲーム(3):バーチャファイターとリッジレーサーの衝撃―アーケードゲーム最後の輝き/ PCゲーム(3):Windows95の登場、国内PCゲームメーカーの退潮、オンラインゲームの胎動/ 家庭用ゲーム(2):3大ハード時代/ 家庭用ゲーム(3):ゲームの高度化と日本の地位低下/ 家庭用ゲーム(4):携帯型ゲーム機による市場逆転/ 携帯電話向けゲーム:ソーシャルゲームの隆盛と急激な市場成熟化/ 現在

【著者紹介】
小山友介 : 1973年大阪府生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。東京工業大学助教などを経て、芝浦工業大学システム理工学部教授。専門は、進化経済学・コンテンツ産業論・社会情報学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ゲオルギオ・ハーン

    コンピュータゲームの時代からソシャゲ(2016年まで)のゲーム産業の歴史、主にハードも製作していた各社の栄枯盛衰、技術の発展と変化、ジャンル(家庭用、PC、アーケード)の発展と衰退も扱ったボリュームのある一冊。これだけ広い範囲を扱うことになったのは著者曰く「どれひとつ抜けてもゲーム産業を捉えることができない」からとのこと。特に技術について詳しく書いていることで各時代のハードの生存競争が運とかではなく必然的だったことが分かるように仕様と市場動向の面から説明しているのでとても興味深かった。

  • スプリント

    この手の本の中では一番バランスよく情報が掲載されていると思います。技術的なことからマーケティング、時事ネタまで把握したいのであればお薦めです。

  • たいそ

    過去のゲーム機やソフトを懐かしがるのではなく、ビジネスとして振り返る。アーケード、家庭用、PC間の特に性能面での抜きつ抜かれつと、その中で日本の存在感が失われていく様子が興味深かった。家庭用ゲーム機の開発ではハードウェアを骨までしゃぶるのは過去の話というのには驚いた。残念なのは、誤字(誤変換)が多いこと。それだけでなく、データの誤り(大筋には関係ないがp.118ギャラクシアン1981年とか、p.128 X1turbo FM3音)があり、他のデータもその程度かという頭で読むことになったのは少々残念だった。

  • Kentaro

    ダイジェスト版からの要約 海外販売が伸びないことで、日本のゲーム産業は国内での資金の回収を前提としたビジネスモデルが中心となる。具体的には、確実に売上が見込めるタイトルであるリメイク、アニメやキャラクターとのタイアップで発売されるタイトルが増加した。日本での据え置き型ゲーム機は、市場としての魅力を失っていく。圧倒的な普及台数と高い収益性からゲーム産業が半導体産業の技術を引っ張るテクノロジー・ドライバだった時代は過去のものとなり、次世代ではテクノロジー・ドライバも市場の中心もスマートフォンへと移動していく。

  • GEO(ジオ)

    テレビゲームの誕生からはじまり、ゲーム&ウォッチやファミコンなど、日本におけるゲーム産業の成り立ちから、最近のスマートフォン用のゲームにいたるまで、日本におけるゲーム産業の変遷をアカデミックに描き出した本。 中でも、印象に残ったのは、現在の日本のゲーム産業はプレイステーション対セガサターンといったゲームハード同士の競争はすでに終わっており、据え置き機対パソコン、携帯ゲーム機対スマートフォンといった、市場同士の競争へと移行しているという指摘。なるほど、確かにその通りかもしれないと思わされた。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items