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根本思想を骨抜きにした「ツァラトゥストラ」翻訳史 並びに、それに関わる日本近代文学

小山修一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784862656988
ISBN 10 : 4862656986
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

序章から二章は背景。三章は本論!四章から六章は再び背景、或いは樗牛オールドファンへの贈物。七章の「漱石と長江」は斬新そのもの、日本近代文学の最大の死角を抉り出しているのではないか。八章から十章は本丸本論!!とにかく、鴎外や啄木をはじめ、平塚らいてう、更には原節子に到るまで興味津津のテーマが満載!

目次 : 『悦ばしき知識』第二版の為の「序文」一は何を問うているのか/ 根本思想の謎/ 根本思想をめぐる“蜘蛛の網”としてのハイデッガー/ 根本思想の掏り替えを狙った安倍能成訳『この人を見よ』に続く翻訳史/ ニーチェと高山樗牛と生田長江を結ぶ「美的生活を論ず」/ ニーチェと「美的生活を論ず」との関係を否定する見解について/ 自然主義と『ツァラトゥストラ』の根本思想の起源/ 漱石と長江―漱石没後百年追悼、長江没後八十年追悼、平塚らいてう没後四十五年追悼/ 生田長江訳における根本思想の暗殺/ 『ツァラトゥストラ』“序説1”第八連を中心とする翻訳史/ 原節子没後一年追悼 「安城家の舞踏会」と『ツァラトゥストラ』の「没落」

【著者紹介】
小山修一 : 1948年福岡県生まれ。中央大学大学院文学研究科独文専攻博士後期課程修了。1989年4月から2012年3月まで石巻専修大学経営学部准教授。元『文芸東北』同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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