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夏目漱石の明治 自由民権運動と「大逆」事件を中心にして

小宮洋

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784434252709
ISBN 10 : 4434252704
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2018
Japan

Content Description

自由民権運動と明治天皇に対する思い、『こゝろ』という作品で世に問いかけたこと、病床で起きた「大逆」事件に触れなかった理由、文学博士号の学位を拒んだ意味…。漱石が生きた明治を振り返り、彼の心の中にあった願いを見つめる。

目次 : 第1章 明治十四年の夏目漱石(実母の死、鳴動する時代/ 自由民権運動のただ中で ほか)/ 第2章 漱石と『こゝろ』の世界(“「奥さん」‐と‐共に‐生きる”の衝撃/ 「御嬢さん」ではなく「静」として ほか)/ 第3章 明治四十三年の夏目漱石(修善寺の大患と「大逆」事件/ 啄木―テロリストの悲しき心 ほか)/ 第4章 たたかう夏目漱石(博士の学位を頂きたくないのであります/ 漱石は「王」に屈服したか ほか)

【著者紹介】
小宮洋 : 1943年福岡県大牟田市の生まれ。福岡教育大卒。大学卒業後、福岡県内の高校で国語教師を勤める。退職後は高卒認定試験を受ける刑務所の受刑者のために、月2回国語(古典)の授業を担当している。他方、福岡県高等学校国語部会(福岡地区)の研究誌『つくし野』に、漱石関連の文章を発表してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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