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ISBN 10 : 4140912758
Content Description
一九四五年八月から七年半の間、日本は独立国ではなかった。GHQの干渉は今に至るまで日本の政治に影を落としている。本書は、関係者の手記やインタビュー、遺贈文書を検証し直し、証言の少ない占領期の出来事に新たな角度から光を当てる。公職追放という“政治的な死”を避けるために、有力者らは球団を創設し、アメリカ通をブレーンにし、秘密結社に入った。追放を免れた側では、首相の座をめぐって政治史が修正され、現在まで続く「保守本流」の系譜が巧妙に形作られていく。戦後史と日米関係の捉えなおしを迫る、俊英による力作。
目次 : 序 「あのお話はなかったことにして下さい」/ 第1章 広島カープの生みの親・谷川昇の軌跡/ 第2章 「バルカン政治家」三木武夫の誕生/ 第3章 フリーメイソンと日本の有力者たち/ 第4章 田中角栄伝説と戸川猪佐武『小説吉田学校』/ おわりに 「道義のない民主主義はありません」
【著者紹介】
小宮京 : 1976年生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士(法学)。現在、青山学院大学文学部教授。専門は日本現代史、政治学、オーラル・ヒストリー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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パトラッシュ
読了日:2023/01/28
茶々丸
読了日:2023/01/09
白山手賀
読了日:2023/06/30
otmsy
読了日:2023/02/23
bassai718
読了日:2023/01/14
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