Books

政治無知が日本を滅ぼす

小室直樹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784828416502
ISBN 10 : 4828416501
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2011
Japan

Content Description

秦の始皇帝、ユダヤ王ヘロデ、ローマ皇帝ネロ、隋の煬帝、唐の則天武后、ヒットラー、スターリンなど古今東西の「悪」と呼ばれた政治家の業績を博学な知識で分析、解明。政治音痴の日本人への処方箋を教示する。

目次 : 1章 歴史を動かす人はどの様な人達だったのか(始皇帝の生い立ち/ ネロは名君だった/ 後世に遺された大いなる遺産)/ 2章 為政者は後世に何を遺せたか(煬帝死すとも大運河は残る/ 武則天、血塗られた権力の階段を上る/ “大唐の春”を築いた女帝の大いなる功績/ ヘロデ大王は史筆に殺された/ 偉大なる政治家には何が必要か)/ 3章 独裁者の出現と時代背景から何を学ぶべきか(ヒットラーが登場した時代背景/ 戦争が不況克服の全てではない/ 経済を制するものが国を制す/ 先見力は政治家の要件)/ 4章 独裁者の政治手法―スターリンとヒットラー(側近にどの様に接したのか/ 大衆の心を掴む絶対の方法)/ 5章 近代デモクラシーの政治倫理を理解せよ(一般市民の倫理で政治家を律する愚)

【著者紹介】
小室直樹 : 政治学者、経済学者。昭和7(1932)年、東京生まれ。京都大学理学部数学科卒業。大阪大学大学院経済学研究科、東京大学大学院法学政治学研究科修了。東京大学法学博士。この間、フルブライト留学生としてアメリカに留学し、ミシガン大学大学院でスーツ博士に計量経済学を学ぶ。マサチューセッツ工科大学大学院でサムエルソン博士(1970年ノーベル賞)からPh.D. Economicsを授与さる。また、同大学院ではソロー博士(1987年ノーベル賞)に理論経済学を、ハーバード大学大学院ではアロー博士(1972年ノーベル賞)とクープマンス博士(1975年ノーベル賞)に理論経済学を、スキナー博士に心理学を、パースンズ博士に社会学を、ホマンズ教授に社会心理学を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • capeta

    相変わらず読み易く濃密な内容。日本人は政治の何たるかを全く分かっていないと厳しい指摘ながらも、その本質をこれでもかと噛み砕いてくださる。倫理とは、それぞれの領域において目的を達成することであり、一般人の道徳倫理と混同してはならない。ここが核心部分。それを伝える為に、歴史上誤った評価を受けてきた偉人が紹介されていく。倫理と政治倫理は同じ言葉ではないのだからよく考えろ。まさに日頃の思考の浅さを思い知らされる1冊。

  • イガラシ

    政治倫理とは、良い政治をすること。結果が良ければ全て良しということ。だが日本の場合、政治家は聖人君子であることが求められているような気がする。良い政治家が良い人間である必要はない。逆に、良い人間は良い政治などできないのではないか、この本を読んでそのように思った。

  • 潤平太

    手を汚さない政治家が、まともな政治をすることが出来ないことは歴史が証明している。過去に善政をひいた政治家の手はは押し並べて汚れていた。まともな政治を望むならば、政治家に過度の清潔さを要求してはいけない。

  • take

    「名君と暴君は同一人物の中に同居」するのであり「政治家の義務は国民の安全と生活の保障・外敵からの保護・デモクラシーと国民の権利の保護」にある以上、一般人の普通の倫理観(清廉性など)で政治家を評価するな、という主張を、これでもかという程の豊富な具体例を提示しながら主張している。大変勉強になった。

  • てらっち

    政治倫理と普通の人間の倫理とは全く別物であると考えさせられた。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items