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死を生きる 訪問診療医がみた709人の生老病死

小堀鴎一郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022519795
ISBN 10 : 4022519797
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

在宅死と病院死、命を終えるための医療、医療と介護の分断…。私たちは、死についてあまりに無知である。普通の人びとの死が、死と向き合う勇気を与えてくれる。

目次 : 第1章 在宅死をめぐる希望と現実(訪問診療医前史/ 「老い」は克服すべきものか/ 新型コロナウイルス蔓延下の在宅医療/ 在宅死のアポリア)/ 第2章 命を終えるための医療―人それぞれのカルミネーションを求めて(Culmination(カルミネーション)―最期の望み/ 「生への医療」から「死への医療」へのターニングポイント/ アドバンス・ケア・プランニング(人生会議)は社会に浸透するか/ 海の見える家―ある夫婦の物語)/ 第3章 医療と介護(医療と介護の境界/ 介護難民と死の差別化/ 異業種の介護業界参入/ 営利追求と良質で適切な医療の提供)/ “対談”在宅医療のパイオニア・黒岩卓夫氏との対話

【著者紹介】
小堀〓一郎 : 1938年東京生まれ。東京大学医学部医学科卒業。医学博士。東京大学医学部附属病院第一外科、国立国際医療センター(現・国立国際医療研究センター)に外科医として勤務。定年退職後、埼玉県新座市の堀ノ内病院に赴任。訪問診療医として七〇〇人以上の看取りに関わる。母は小堀杏奴、祖父は森〓外(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • yuko nomoto

    子供のときに出逢った本がその後の人生を形作ったと思うときがある。歳を重ねてその深さに改めて気付かされる本がある。この本は後者。「命を永らえる医療」と「命を終えるための医療」のターニングポイントはどこにあるのか。死に行く患者への想像力の欠如はTP決定の最大の障壁。多職種が連携してカンファレンスを行って死に方を標準化するとき、人の死に対する思いが欠けてしまうことはないだろうか。患者が望む死に方をなんとか実現させようとすることによって自らも死を考える。それが患者も自分も「死を生きること」と小堀先生は言う。

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