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ISBN 10 : 4784218866
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「綺麗さび」とよばれる新たな境地を茶道にもたらした小堀遠州。その書状からは、古田織部、松花堂昭乗、伊達忠宗ほか、当時の高名な文化人や大名などとの広いネットワークがうかがえる。紫衣事件で配流の身となった澤庵宗彭、処罰を主導した金地院崇伝の双方とも親しく、それゆえの苦悩など、江戸初期の社会とそこで生きた遠州の人となりを、遠州茶道宗家十三世小堀宗実家元の解説により読み解く。
目次 : 東海寺和尚宛―歳暮歌入りの文/ 春雨庵宛―御詠三首御礼/ 竜光院宛―大坂の陣出陣先より/ 江月和尚宛―若菜歌入りの文/ 板倉周防守宛―茶の湯招待への御礼/ 木下長嘯子宛―松の葉に歌入りの文/ 朽木民部宛―茶道具鑑定/ 朽木民部少輔宛―百合の御礼/ 細川忠利宛―粗餐への招待/ 岡将監宛―大膳の事〔ほか〕
【著者紹介】
小堀宗実 : 昭和31年(1956)、遠州茶道宗家十二世小堀宗慶の長男として生まれる。昭和54年、学習院大学法学部卒業の後、臨済宗大徳寺派桂徳禅院にて、大徳寺五百十八世福冨以清禅師のもとで禅の修行を積み、昭和56年師より「宗以」の号を授かる。昭和58年副家元に就任。平成12年(2000)大徳寺管長福冨雪底老師より、「不傳庵」「宗実」の号を授かり、平成13年元旦より、十三世家元を継承する。公益財団法人小堀遠州顕彰会理事長。東京茶道会理事長など役職多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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