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宇宙食になったサバ缶

小坂康之

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784092272583
ISBN 10 : 4092272588
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

おいしーい!!…と、宇宙飛行士が宇宙から食レポした「サバ缶」をつくったのは、高校生たちだった!!夢をかなえたノンフィクション。JAXA認証宇宙日本食「サバ醤油味付け缶詰」をつくった高校生たちと支えてきた大人たちの、山あり谷ありの14年。「宇宙で食べたくなる味って?」行ったことのない宇宙での「正解」は、先生だって知らない。そんな宇宙食開発で大切なことは、宇宙飛行士の気持ちによりそうことだった…。宇宙での食事や健康にまつわる、5つのコラムも収録。

目次 : 第1章 宇宙で食べたくなるものって、何だ?/ 第2章 宇宙食サバ缶は、生徒の一言から始まった/ 第3章 高校生たちが宇宙食開発に本気を出した!/ 第4章 絶体絶命のピンチを乗り越えろ/ 第5章 夢と希望をのせて「サバ缶」宇宙に飛ぶ!/ 第6章 新たな挑戦に向けてつながるバトン

【著者紹介】
小坂康之 : 福井県立若狭高等学校海洋科学科教諭。博士(生物資源学)、通称へしこ博士。「楽しいから学ぶんだ!」をモットーに海の教育、探究的な学習に取り組む。今までに地域と連携した海の再生活動や地域食材を利用した商品開発などを指導。文部科学大臣優秀教職員、福井県優秀教職員、授業名人。東京水産大学水産学部卒業、福井大学教職大学院、福井県立大学大学院生物資源学研究科修了

別司芳子 : 福井県生まれ。児童文学作家。『凸凹あいうえおの手紙』(くもん出版)で第23回小川未明文学賞優秀賞受賞。日本児童文学者協会、日本児童文芸家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • MI

    福井県若狭高校が開発した「サバ街道を国際宇宙ステーションまでのばせ!」をキャッチフレーズに14年間試行錯誤しながら、宇宙食サバ缶を完成させた。宇宙食に選ばれるためには、厳しい基準があって、特にissには病院がないので、絶対に食中毒を発生させないこと。面白いと思ったことはサバ缶にとどまらず、実用化されなかったが、宇宙キャラメルとしてクラゲ粉末入りのキャラメルを開発した。クラゲが大量発生した時に漁師の役にたちたいと地域課題解決にも取り組んでいる。サバ缶の次の目標は?後輩へと探究心が受け継がれている。

  • yumiha

    サバ缶好きだけど、福井県立高校生が作った宇宙食のものがあるとは知らんかった。しかも宇宙食に認定されるには、いろいろクリアすべき課題があったのにもかかわらず、後輩へと受け継いで研究を進めたという14年間。そんなサバ缶を野口宇宙飛行士が食べるYouTubeを見守る小坂先生と生徒たちの場面では、つられてウルウルしちまった。

  • HaruNuevo

    世の中にはやはりまだまだ素晴らしい本が沢山あるのだ。宇宙関係で図書館で予約して借りた本だけど、おそらくターゲットは小学校高学年から中学生あたりか? でもね、素晴らしかった。もう読んでる間ずっと涙止まんないの。 おいおい、水道故障したまま治んねぇぞ!と困惑しつつ読了。 福井県の高校生が14年という年月をかけて、代々受け継ぎながら、地元名産の鯖を缶詰にして宇宙食として宇宙に飛ばすまでの物語。 思わずネットでポチっちまったよ、若狭宇宙鯖缶。

  • Mayuko Kamiwada

    宇宙食というと、その多くは食品会社の企業が開発している。 その中で一つだけ高校生が作ったものがある。 それがサバ缶だ。 福井県若狭高校の高校生たちが14年の歳月をかけて、開発に取り組み、宇宙へサバ缶を届けるまでのお話。 探求的な学習の一貫で高校生たちがどうしたら、宇宙食としてサバ缶を作れるのだろうと考えて、実践し、失敗しつつもなぜこうなったのか、改めて考え答えを出していく姿は諦めずやり続けたら夢は叶うと希望が持てた。 このサバ缶が一般販売も始めたみたいなので、どんな味か食べてみたいと思った。

  • joyjoy

    最後の「若狭宇宙鯖缶」パッケージ写真、笑えて泣けた。ちゃんと二つの学校名の入った旗。小さな文字で入った英文も虫眼鏡で拡大して読んでみた。バトンをつなげてつなげてここまで辿りついたのだと伝わってきた。世界に広まるといいね。

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