Product Details
ISBN 10 : 4480093559
Content Description
“民族”は、虚構に支えられた現象である。時に対立や闘争を引き起こす力を持ちながらも、その虚構性は巧みに隠蔽されている。虚構の意味を否定的に捉えてはならない。社会は虚構があってはじめて機能する。著者は“民族”の構成と再構成のメカニズムを血縁・文化連続性・記憶の精緻な分析を通して解明し、我々の常識を根本から転換させる。そしてそれらの知見を基に、開かれた共同体概念の構築へと向かう。文庫化にあたり、新たに補考「虚構論」を加えた。
目次 : 第1章 民族の虚構性/ 第2章 民族同一性のからくり/ 第3章 虚構と現実/ 第4章 物語としての記憶/ 第5章 共同体の絆/ 第6章 開かれた共同体概念を求めて/ 補考 虚構論
【著者紹介】
小坂井敏晶 : 1956年愛知県生まれ。1994年フランス国立社会科学高等研究院修了。現在、パリ第八大学心理学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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マエダ
読了日:2017/12/16
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読了日:2018/06/06
おさむ
読了日:2017/10/12
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読了日:2017/11/28
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読了日:2021/01/13
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