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ISBN 10 : 4654076573
Content Description
「長篠・設楽原の戦い」に使われた鉄炮玉の鉛同位体比の測定により、鉛の産地が日本だけでなくタイや中国に及んでいることを解明。あわせて分析結果の詳細なデータを公表。鉄炮玉の秘伝書『玉こしらへの事』の分析・解読から、玉に細工をし撃った先で玉が二つに分かれる「二つ玉」等、戦国期の玉に施された工夫の数々を紹介。地元鉄砲隊の協力のもと、実際の火縄銃を使って『信長公記』の記述「鉄炮を以て散々ニ」の実態を検証。古戦場跡で発見された鉄炮玉の場所、来歴、大きさ等の報告を収録。
目次 : 序章 鉄炮の戦い“長篠・設楽原”の展開/ 第1章 戦いの舞台に立つ/ 研究の視点1 戦国時代の多種多様な鉄炮玉の世界/ 研究の視点2 戦国時代の鉄炮玉の鉛同位体比測定/ 第2章 姿を現した戦国の鉄炮玉/ 第3章 決戦は“鉄炮を以て散々に”の戦い/ 終章 三河の「鉛山」に家康文書
【著者紹介】
小和田哲男 : 1944年、静岡市生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了、文学博士。現在静岡大学名誉教授、武田氏研究会会長
宇田川武久 : 1943年、東京都生まれ。国学院大学大学院博士課程修了、歴史学博士。国立歴史民俗博物館教授を経て、同名誉教授。日本銃砲史学会理事長
小林芳春 : 1933年、新城市生まれ。愛知学芸大学卒業。現在、設楽原をまもる会、新城市郷土研究会、日本銃砲史学会等の会員。元新城市教育長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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