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ISBN 10 : 4886218040
Content Description
古代天皇制や官僚制、土地制度など律令制に関する論考を軸に、外交や日唐比較の視点も包含し日本古代国家論を追究する。斯界の第一線で活躍する研究者が集い現在の学界水準を示す。
目次 : 1 日本古代の王権と外交(“東夷の小帝国”論と「任那」問題―倭国の対外関係史の再検討/ 古代王権と遺詔/ 天皇制を考える/ 延暦度遣唐使三題/ 一世源氏元服に関する試論/ 皇子女の五十日・百日の祝について)/ 2 律令田制をめぐって(班田制と律令法/ 田令田長条に関する覚え書き/ 大宝田令六年一班条と初期班田制/ 田令集解従便近条の考察)/ 3 律令制下の官僚制と地方(古代東国における七世紀後半から八世紀初頭における交易体制―湖西産須恵器の分布を中心に/ 文書の授受からみた天平五・六年における出雲国司の活動/ 弘仁六年給季禄儀における式兵両省総論をめぐって―律令制下宮司統制管見/ 平安時代中期の位禄制の評価をめぐる覚書)/ 4 唐制と日本(唐医疾令断簡(大谷三三一七)の発見と日本医疾令―劉子凡「大谷文書唐“医疾令”・“喪葬令”残片研究」を受けて/ 文苑英華の判の背景となる唐令について)
【著者紹介】
小口雅史 : 1956年長野県生まれ。1985年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位修得。その後弘前大学人文学部助教授、法政大学第一教養部教授等を経て、法政大学文学部教授・同国際日本学研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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