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帝鑑図と帝鑑図説 日本における勧戒画の受容

小助川元太

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784585370178
ISBN 10 : 458537017X
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Content Description

古来、中国および東アジアでは、為政者たるものが如何にあるべきか、を説くために、絵画が利用されてきた。
そこには善を勧め、悪を戒める「勧戒」の内容が盛り込まれ、帝の鑑となるものとして「帝鑑図」と称された。
これらの絵画は、屏風や障壁画など室礼や儀礼空間の荘厳として、また、挿絵として物語と共に『帝鑑図説』として版本化され、東アジアの文化の基底として大きな影響を与えてきた。
本書では、日本における帝鑑図・帝鑑図説の諸作品を美術史・文学研究の第一線の視点より、多角的に考察。
豊富な図版資料また国内作品の網羅的リストも具備した、東アジア文化史研究における必備の一冊!

【著者紹介】
小助川元太 : 1966年生まれ。愛媛大学教育学部教授。専門は中世日本文学(主に軍記物語・説話)

薬師寺君子 : 1971年生まれ。東京文化財研究所客員研究員。専門は日本近世美術史

野田麻美 : 1979年生まれ。神戸大学大学院人文学研究科専任講師。専門は日本美術史(近世絵画)

水野裕史 : 1981年生まれ。筑波大学芸術系准教授。専門は日本美術史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kaz

    中国古代の帝王の故事を視覚的に表現した「帝鑑図」と、それに付随する解説文である「帝鑑図説」が、日本においてどのように受容され、変容してきたかを多角的に検証。素養があればもっと楽しめたのだろうとは思う。図書館の内容紹介は『安土桃山時代から江戸時代にかけて、中国の帝王の故事を題材として描かれた「帝鑑図」。日本における帝鑑図・帝鑑図説の諸作品を、美術史・文学研究の第一線の視点から多角的に考察。豊富な図版資料、国内作品のリストも収録』。

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