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山岡鉄舟先生正伝 おれの師匠 ちくま学芸文庫

小倉鉄樹

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480510570
ISBN 10 : 4480510575
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

幕末の偉人の一人、山岡鉄舟。剣、禅、書を究め、日本のため、市井の人々のために、全身全霊をなげうった。本書はその鉄舟の内弟子として寝食をともにした小倉鉄樹が、鉄舟から直に聞いたこと、自分自身が同時代人として見聞きしたことを、弟子たちに書き取らせたもの。鉄舟の豪放磊落な人となりや幕末の空気が生き生きと描かれ、歴史的事件の舞台裏も次々と明かされる。中でも「江戸無血開城」のくだりは本人たちのみぞ知る会話が並び、まるで歴史小説のよう。江戸を戦火から守るための、命を懸けた西郷隆盛との交渉は息をのむ。幕末を生きた群像を活写した伝説の書を文庫化。

目次 : 鉄舟の生立/ 鉄舟と禅/ 鉄舟と剣/ 尊王攘夷/ 蓋世の功業/ 静岡の韜晦/ 明治大帝と山岡/ 勲功調査/ 春風館道場/ 鉄門の四天王/ 鉄門の逸材/ 鉄舟の書/ 鉄舟と貧/ 鉄舟と酒/ 鉄舟の臨終/ 山岡鉄舟先生年譜並其時代

【著者紹介】
小倉鉄樹 : 1865‐1944年。山岡鉄舟の内弟子として6年間近侍した。禅の道に進み、日清・日露戦争で従軍僧をつとめた

石津寛 : 1884‐1936年。小倉鉄樹の弟子。医学の道に進み、軍医学校教官などをつとめた

牛山栄治 : 1899‐1979年。小倉鉄樹の弟子。教育の道に進み、日本大学教授などをつとめた。山岡鉄舟関係の著書が多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • はちこう

    先日見たテレビ番組で「幕末三舟」が紹介されていた。勝海舟、高橋泥舟、山岡鉄舟のことなのだが特に山岡鉄舟が面白い。本書は鉄舟の弟子らが書いた伝記なので鉄舟贔屓の内容になっている。江戸城無血開城は西郷と鉄舟がやったことで、勝が鉄舟の手柄を横取りしたという主張が強調されている。個人的には勝の功績もある程度あったと思うのだが。鉄舟と龍馬の関係も興味深い。過去に読んだ本の中で鉄舟はどのように描かれていただろう。鉄舟を意識しながら「竜馬がゆく」や「翔ぶが如く」を再読してみたくなった。

  • 会津の斎藤

    江戸無血開城の最大の功労者であり、剣・禅・書を極めた山岡鉄舟の生涯を描いた本です。比類なき偉人だと再認識。特に叙勲の際の井上馨とのやりとりは痛快そのものだった。

  • maki_dokusyokai

    内田樹さんの本に出てきたので読んでみたが、面白かった。 人としての桁が違う感じがした。

  • くろさわ

    ほぼ男塾。山岡はおそらくいままでに実在した人物の中で最も江田島平八に近い。文句なく面白い。私はこれを読んで全生庵に行きました(めっちゃ普通の墓地付きの寺だった)。

  • Go Extreme

    鉄舟の生立 鉄舟と禅 鉄舟と剣 尊王攘夷 蓋世の功業 静岡の韜晦 明治大帝と山岡 勲功調査 春風館道場 鉄門の四天王 鉄門の逸材 鉄舟の書 鉄舟と貧 鉄舟と酒 鉄舟の臨終 山岡鉄舟先生年譜並其時代

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