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春秋左氏伝 下

小倉芳彦

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784003321638
ISBN 10 : 4003321634
Format
Books
Publisher
Release Date
May/1989
Japan

Content Description

季氏の排除に失敗した魯の昭公は、都から脱出して国境地帯を八年間も流浪した末に死去した。季氏の立場を認めるか昭公を支持するかをめぐって魯をとりまく諸公の間で利害が錯綜する。春秋時代は末期に入って下剋上の様相を深めてゆく…。懇切な解説を付した。

目次 : 昭公/ 定公/ 哀公

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • roughfractus02

    巫祝文化を背景に春秋時代を置くと天に対する人々の礼の度合で測る規範が語りの中に一貫していることに気づく。一方人は規範を破壊することで天に成り代わろうとすらする。春秋時代末期の昭公、定公、哀公の3篇を収めた本巻は、規範に沿う者たちの死に満ちている。呉越同舟や臥薪嘗胆の国家関係の中で魯の王の放浪と末路、孔子の弟子子路の死においてこの規範のフィルタが浮かび上がる。歴史書として扱われる本書だが、孔子の著『春秋』の注釈が元であり、編年体で並ぶ各逸話も連続的ではない。その最大の不連続は「孔丘、卒ス」の文字で記される。

  • 6 - hey

    訳者自身が「通読して面白いものではない」と言ってしまっていますが、たしかに断片的な話の塊なので、一冊の本として面白いものではなかったです。ただ随所に「そうだよな〜」と思わせる記述があり、こういう部分だけでもマークして、適宜読み返したいと思いました。

  • ヴィクトリー

    晋と楚が停戦して少しは平和になったと思ったら、各国で内乱勃発。盟主としての力のなくなった晋と、楚を圧迫して台頭してくる呉、そして、その呉を倒す越。時代が変わってきたことを感じる。もっと読みたい気もするが、特にどうと言うことの無いところでこの本は終わっているし、続きになる書物がある訳でもない。この時代の記録の少なさはやはり始皇帝のせいなのだろう。改めて恨みに思う。

  • シシン

    知伯が滅んだ戦国時代に突入するまで。中巻で活躍してた人物が衰え始め新たな名臣たちの活躍。趙武がすきなので、最初のほうでもう死ぬでしょうなんて書かれてたのはショックでした。関羽が愛した書物を現在でも知ることができる現実が嬉しいです。

  • Shinsuke Mutsukura

    まあ、かったるい本でした。解説読んだら、読む価値のない本だとわかってさらに腸が煮えくり返ってきた始末。 とにかく、歴史を改ざんする連中にロク奴らはいないということが良く理解できました。それにこれを読んでいると論理的な矛盾を多々感じるし、Chineseってのはその時々で言うことがコロコロ変わるし、何が軸なのかわからなくなります。これはChineseの民族性を記しているので、油断ならねぇということだけは間違いないと思います。

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