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ISBN 10 : 4062144735
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「ニュースJAPAN」の看板キャスター、滝川クリステルさん。ぐっと照明を落としたスタジオで、彼女はカメラに対し斜め45度の姿勢でニュースを語るスタイルで、一躍人気キャスターの座を手に入れました。ではなぜ、彼女はこんな姿勢をとったのでしょうか。本人が斜め45度の姿勢を希望した…なんてはずはもちろんなく、すべては制作側が仕掛けた“演出”といえます。そう、スクエアで真面目な印象のニュース番組でさえ、各局の意図によって“演出”されたものなのです。本書では、“賢くて正しい”テレビの見方について、著者が番組制作の現場で25年間仕事をしてきた視点から伝えます。
目次 : はじめに やっぱり滝クリは「斜め45度」なのだ!/ 1 みのもんた、古舘伊知郎、徳光和夫 三大人気キャスターの魅力を斬る!(世界一忙しいテレビ司会者、みのもんたさんは平成の寅さん/ 過剰な言葉から沈黙の間へ、ニュース番組で変身した古舘伊知郎さん/ あなたとともに泣き笑い、徳光和夫さんは好奇心に満ちた横丁のおじさん)/ 2 こうして見ると、テレビはもっと面白い(ニュースは公正中立なの?/ スポーツ中継は、壮大なる予告の連続だ/ 構成のあるドキュメンタリー『アメリカ横断ウルトラクイズ』/ 女子アナ稼業も楽じゃない!)/ 3 テレビの今、そしてこれから(テレビ局と視聴率とスポンサーの今/ テレビの活路はどこにある?)
【著者紹介】
小倉淳 : 1958年神奈川県横浜市生まれ。’81年成城大学法学部卒業後、日本テレビに入社。バラエティ番組を中心に活躍したほか、イギリスのBBC放送に出向し、現地の日本語アナウンサーとしても活動。その後、広報部、イベント事務局の副部長を経て、’06年に25年勤めた日本テレビを退社。同年、フリーアナウンサーとして独立。現在はアナウンサーとして、毎週月〜金、ニッポン放送「小倉淳の早起きGood Day!」でメインパーソナリティを務めるほか、ナレーターとしても活躍中。2008年4月より、江戸川大学メディアコミュニケーション学部准教授に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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