Books

ビジネスエリートのためのリベラルアーツ 02 西洋美術

小倉康之

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784799107096
ISBN 10 : 4799107097
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

古代から現代まで社会との密接な関わりの中で生み出された「様式」やその「変遷」をコンパクトに紹介。お金、政治、宗教、社会、鑑賞…etc.作品の「どこ」を「どう」見ればいいのか、目のつけどころがわかる鑑賞事例つき。

目次 : 美術教養主義宣言!/ 1 一枚の絵からわかること/ 2 アートとお金/ 3 アートと社会/ 4 私たちの暮らしとアート/ 5 鑑賞のための手引き/ 6 知っておきたいテーマ/ 7 アートの歴史を駆け足で

【著者紹介】
小倉康之 : 美術史家。博士(美術)。玉川大学芸術学部教授。千葉県出身。早稲田大学第一文学部卒業、東京藝術大学大学院美術研究科修士・博士後期課程修了。横浜美術短期大学・共立女子大学非常勤講師、玉川大学准教授を経て現職。NHK文化センター講師として、社会人向けの公開講座を担当している。専門は西洋中世美術史(ロマネスクの建築図像学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ta_chanko

    「奴隷になりたくなければ学べ、教養を身につけよ」。美術教養主義宣言。「役に立たないもの」を追究することこそ、人間の本質。美術は時代や社会を写す鑑。どんな時代背景のもとで、その絵が描かれたのか。神話画・宗教画・風景画・人物画・抽象画…。それを学びながら絵を観察していくことで、さまざまな気づきをえることができる。これまで興味を持てない分野だったが、人生も折り返しに差し掛かり、不思議と興味を引かれるようになってきた。

  • キリル

    お金、社会という観点から美術がどう影響を受け、繋がりを持ちながら発展していったのか、その歴史をまとめながら作品を見る際の目の付け所を解説した本。「なぜその作品がその地域と時代に描かれたのか」、当時の社会状況などを時には同じ主題を別視点から表現した作品と比較しながら取り上げていて分かりやすかったです。美術作品を形作る技法やジャンル、テーマ、シンボル、アレゴリーも一通り押さえてあります。個性を感じづらい題材も多く、味わうポイントが分かりづらい現代アート、味わうには実物だけでなく、作者の思想も見ることが大切。

  • sakanarui2

    タイトルがアレなので警戒していたけど、良かった。アートとお金の話や、歴史、宗教、社会との関わりなどアートに関する素朴な疑問に対するヒントと、鑑賞に役立つ知識がコンパクトに詰めまれている。今日における教養の役割、役に立たないことを学ぶ意味について、執筆者の思いが語られている前書きと後書きが良かった。 「もしプラトンが教養教育を排除しつつある今の日本を見れば、自由民ではなく奴隷を望んでいるように思えるかもしれません。(p.8 )」

  • このこねこ@年間500冊の乱読家

    ⭐⭐⭐ 西洋美術から現代美術まで。美術の歴史や手法の変化、美術品の買い方など。タイトル通り、教養としての西洋美術の知識がざっくり身に付きます。 とりあえず西洋美術について知りたい、という方にとっての最適解。

  • ui

    監修者の小倉氏はプロローグで、絵画や小説など生きる上で「役に立たない文化」をつくり上げてきたからこそ動物とは異なる「人間が人間である理由」だとい切る。そして、その教養科目を自らの選択で学ぶ意思があることを古代ギリシアの自由民になぞらえる。 大変平易にまとめてあり、ビジネスエリート向けというよりは「一から分かる」や「中学生からの」くらいの内容となっている。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items