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永遠の最強王者 ジャンボ鶴田

小佐野景浩

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784847099199
ISBN 10 : 4847099192
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「普通の人でいたかった怪物」
今でも根強い日本人レスラー最強説≠ニ、
権力に背を向けたその人間像に迫る!

天龍源一郎、長州力、川田利明、田上明、小橋建太、渕正信、秋山準、佐藤昭雄、
和田京平、鶴田恒良(実兄)、池田実(日川高校バスケ部同級生)、鎌田誠(元中大レスリング部主将)、磯貝頼秀(ミュンヘン五輪代表)他、
当時のコメントと多くの新証言をもとに、
誰もが踏み込めなかったジャンボ鶴田の実像に、
元『週刊ゴング編集長』小佐野景浩が初めて踏み込んだ大作。

「鶴田の何が凄かったのか、その強さはどこにあったのか、最強説にもかかわらず真のエースになれなかったのはなぜなのか、総合的に見てプロレスラーとしてど う評価すべきなのか――などが解き明かされたことはない。もう鶴田本人に話を聞くことはできないが、かつての取材の蓄積、さまざまな資料、関係者への取材、そして試合を改めて検証し、今こそジャンボ鶴田は何者だったのか?≠解き明かしていこう――」(著者より)

【著者紹介】
小佐野景浩 : 1961年9月5日、神奈川県横浜市鶴見区生まれ。幼少期からプロレスに興味を持ち、高校1年生の時に新日本プロレス・ファンクラブ『炎のファイター』を結成。『全国ファンクラブ連盟』の初代会長も務めた。80年4月、中央大学法学部法律学科入学と同時に(株)日本スポーツの『月刊ゴング』『別冊ゴング』の編集取材スタッフとなる。83年3月に大学を中退して同社に正式入社。84年5月の『週刊ゴング』創刊からは全日本プロレス、ジャパン・プロレス、FMW、SWS、WARの担当記者を歴任し、94年8月に編集長に就任。99年1月に同社編集企画室長となり、2002年11月からは同社編集担当執行役員を務めていたが、04年9月に退社して個人事務所『Office Maikai』を設立。フリーランスの立場で雑誌、新聞、携帯サイトで執筆。コメンテーターとしてテレビでも活躍している。06年からはプロレス大賞選考委員も務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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この規格外のレスラーは、いつか忘れられて...

投稿日:2021/03/11 (木)

この規格外のレスラーは、いつか忘れられてしまうのか、と思っていたら、総括する本が出た。 家族に名アスリートが多く、親戚に力士がいたりと、家系からも語られる。 バスケットをして、一般入試で大学に進学。 大学から始めたレスリングは、練習する場に困り、外部で練習していた。 長州力は、グレコローマンでも戦える、と評価し、底なしのスタミナをリングで誇った。 本気を出す相手に出会えなかった怪物だったと思う。

ダム さん | 千葉県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ばんだねいっぺい

    冒頭に「生活筋肉」のくだりがあり、 そこから、そのレスラー人生を通じて「強靭な肉体を持つ者の幸福と悲哀」が語られていく。ナチュラルボーンな強さをビジュアルで示すものとしてコブラツイストの写真なんかネジ切れてしまいそう。みうらじゅんの格言「得意なものほど油断する。」を思い出したり。鶴龍コンビを筆頭に写真一枚一枚がいちいちぐっとくる。

  • 鷹ぼん

    デビューから引退までずっと見てきた。馬場と組んでファンクスのインタータッグに初挑戦した試合、僕は4年生。そして引退の日、僕は36歳になっていた。多くのファン同様に、若き日の鶴田には「なんか伝わってこないねぇ」と歯痒かった。時は流れ対長州力。時間切れ引き分けながら素人目に見ても「鶴田圧勝」だった。そして鶴龍対決、超世代との戦いは「最強王者」そのもので実に圧巻だった。最期は壮絶ではあったが、生き方や人生計画など、後のレスラーに大きな影響を与えた点では、馬場、猪木を凌駕する足跡を残せたのでないかと思っている。

  • 豊平川散歩

    鶴田が亡くなって20年が経つ。著者はゴング誌の編集長を務め、個人的にも親しかったようだ。ここまで鶴田について詳しく記した本はなかった。サラリーマンレスラーと揶揄されていたが、しっかりと人生設計しており、オンオフの区別もし、普通のプロレスラーとは違った考え方をしていた。リング内では今も「最強」論の的となっており、病に倒れたのは残念でならない。タイトル通り永遠の最強王者だったと思う。

  • ベントレー

    ありそうでなかったジャンボ鶴田の人生のストーリー。まとめあげた作者に感謝です。 鶴田の黄金期は黒タイツにして、ルーテーズ伝授のバックドロップを必殺技にした頃からでしょうか。ブロディとのインター攻防。日本人初のAWA王者、鶴龍対決、会場を一体化させた「オー」ポーズ。やはり亡くなるが早かったですね。読み進めて行くうちにあの頃にタイムスリップしていきました。

  • はな

    全日本プロレスの最強王者ジャンボ鶴田の伝記。600頁近い大著だったが、関係者の取材や試合に立ち会えたプロレス雑誌の記者だった著者の筆致が生々しく、一気に読めた。裏話も満載。全日本プロレスへ入団前後、アメリカでの武者修行、鶴龍対決、三沢をはじめとする若手との対決、引退から逝去まで殆どレスラー鶴田の軌跡をたどっている。現在はYouTubeで昔の試合を確認する事が出来るので、天龍との戦い、三沢へのバックドロップ三連発等伝説の試合を直ぐに見て堪能した。鶴田のパワー、スタミナ、技の切れ、美しさどれをとっても凄い。

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