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メタリック 歌集

小佐野彈

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784862725851
ISBN 10 : 4862725856
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KI

    赤と青 混ぜた紫 見て僕は いちたすいちの 正解を知る

  • takizawa

    新進気鋭の歌人・小佐野彈さんのデビュー作で、わたくし、つまりNobody賞を受賞したことでも話題になっていた歌集。言葉の選び方がとにかく綺麗だし日本語ってこんなに可能性があるんだと思わされる。YouTubeのように将来必ず注釈が必要になりそうな語彙を用いる一方で、いくつかの作品では本歌取りしていたりして、古典に敬意を払いつつ今この時を描こうとしているのが重奏的で良い。表紙もめちゃくちゃ凝ってて触ると凹凸があるんですよね。とりあえず一番気に入った歌→かげろふのやうにゆらりと飛びさうな続柄欄の「友人」の文字

  • toron*

    赤鬼になりたい それもこの国の硝子を全部壊せるような 簡単に土下座できるといふ君の鶏冠のごとき髪を撫でたし 上向きに煙吐き出す癖のこと秋来るごとに思ひ出すべし 感染者の平均余命淡々と告げられながら飲むスムージー 短歌研究新人賞受賞作の『無垢な日本で』がすごく良かったのと第二歌集の『銀河一族』も気になっていたので。歌の調べがきれいで、解説でも触れられていたけれど、定型感があり、「今」を詠んでいるものの語彙やモチーフに難解なものがないのも良かった。引いた歌の中では三首目「~べし」の使い方が好だった。

  • Cell 44

    とても良かった。野口あや子も解説で触れているが作歌の感覚はむしろ古典的で、定型や修辞のバランスが常によく、さわりやすい。作中主体のゆらぎ、どうしても既存の社会通念のかたわらに立ってしまうような瞬間まで描いていることに、私もそういう場合が非常に多くあるので、こう言ってしまってよければ、なにか大きな慰めを得た。

  • モジモジアニキ

    ポリティカルな拒絶と社会の断絶から逃れえない叫びと紡がれる言葉が首輪のように食い込んでくる、自分のパーソナリティ的にきつくなる読書場面も多かったのですが、やはりふとした瞬間思い出し心の糧としたい歌が多く載っており個人的には至高の歌集だと思います、、

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