Books

量子コンピュータが変える未来

寺部雅能

User Review :4.0
(1)

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784274223723
ISBN 10 : 4274223728
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 1 量子コンピュータとは(量子コンピュータはもう目の前に!?/ 量子コンピュータは難しい?)/ 2 量子コンピュータで世界が変わる(量子コンピュータで変わる車と工場の未来/ 量子コンピュータで世界を変える企業が描く未来/ 量子コンピュータと社会のこれから―リーンスタートアップと共創が世界を変える)

【著者紹介】
寺部雅能 : 1983年生まれ。2005年名古屋大学工学部電気電子情報工学科卒業。2007年名古屋大学大学院量子工学研究科修士課程卒業。2007年株式会社デンソー入社。2011年DENSO Automotive Deutshcland GmbH出向。現在、株式会社デンソー先端技術研究所担当係長。専門はコンピュータアーキテクチャ、車載通信、センサ信号処理、MOT、標準化

大関真之 : 1982年生まれ。2004年東京工業大学理学部物理学科卒業。2004年駿台予備学校物理科非常勤講師。2006年東京工業大学大学院理工学研究科物性物理学専攻修士課程修了。2008年東京工業大学大学院理工学研究科物性物理学専攻博士課程早期修了。2008年東京工業大学産学官連携研究員。2010年京都大学大学院情報学研究科システム科学専攻助教。2011年ローマ大学物理学科プロジェクト研究員。現在、東北大学大学院情報科学研究科応用情報科学専攻准教授、博士(理学)。東北大学量子アニーリング研究開発センターセンター長。東京工業大学科学技術創成研究院准教授。専門は、統計力学、量子力学、機械学習。平成21年度手島精一記念研究賞博士論文賞受賞、第6回日本物理学会若手奨励賞受賞、平成28年度文部科学大臣表彰若手科学者賞受賞、ITエンジニア本大賞技術書部門大賞受賞、平成30年度第18回船井学術賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
この本で主に書かれていることは「量子コン...

投稿日:2021/03/12 (金)

この本で主に書かれていることは「量子コンピュータが変える未来」ではなく、正しくは「量子アニーリングマシンの開発の現状と、将来の利用に対する期待」です。 つまり正確にはいわゆるチップに量子力学の原理を利用した「ゲート方式」が万能型の量子コンピュータで、量子アニーリングマシンを量子コンピュータと呼ばない向きもあるので「量子コンピュータ」の話だと思って手に取ると少し肩透かしにあうということです。 ただ、量子アニーリングマシンの開発者とユーザ側の研究者がタッグを組んで主に量子アニーリングマシンの原理や開発の現状について、さらには応用に対しての期待をユーザ企業へのインタビューを含めて易しく記述した本であることを承知して最初から納得していれば、満足感は高いと思います。 組み合わせ最適化問題の解決を中心とした現在の具体的な企業の期待や取り組みなども含まれていますので、今後の動向を探ることができますので。

ロマンティック さん | 神奈川県 | 不明

0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • kaizen@名古屋de朝活読書会

    #説明歌 実用化門脇正史の面談だ。初心に帰り一からやろう。

  • おせきはん

    量子コンピュータの特徴や社会実装に向けた企業の取り組み状況がよくわかりました。量子アニーリングマシンは厳密には量子コンピュータとは言えないそうですが、身近な課題の解決に役立つ可能性は大きく、今後の動向に注目します。

  • Hiroo Shimoda

    量子の「もつれ」の解説がとにかく易しくて優しくて良書。複数の企業とのディスカッションも(各企業のレベル感の差異も含め)興味深い。何より著者2人の若さには刺激を受けた。

  • Tenouji

    程よくもつれて連動して動く計算素子。少し間違えるけど、組み合わせ最適問題を、ある範囲で解く神経回路的なものが、人間の脳内には無いのだろうか?ある意味、人間的思考を完成させるためには、必要に思えるんだが。

  • 牛タン

    量子アニーラーの応用可能性について多くページを割いて書かれている。組合せ最適化やサンプリングがはやくおこなえるようになるとこんなサービスが考えられる!というような話がたくさん紹介される。いろんな企業の取組みが知れてよかった

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items