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科学歳時記 角川ソフィア文庫

寺田寅彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784044005863
ISBN 10 : 4044005869
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2020
Japan

Content Description

「このごろはしばらく「世界の夕凪」である。いまにどんな風が吹き出すか、神様以外には誰にも分りそうもない」(「夕凪と夕風」)。初期から晩年まで、季節を主題にした随筆作品を歳時記風に掲載。生きる世界を俳諧に見出し、科学と融合させた独自の短文集。文学的随筆の代表作として著名な「団栗」「竜舌蘭」をはじめ、夏目家の文章会以前の「祭」「車」「窮理日記」「凩」等、全39篇を収録する。解説・角川源義、竹内薫


●寺田 寅彦:1878〜1935年。東京生まれ、高知県で育つ。東京帝国大学物理学科卒業。理学博士。東京帝国大学教授、帝国学士院会員などを歴任。東京帝国大学地震研究所、理化学研究所の研究員としても活躍。物理学者、随筆家、俳人。著書に『蒸発皿』『万華鏡』『柿の種』『蛍光板』などがある。

【著者紹介】
寺田寅彦 : 1878〜1935年。東京生まれ、高知県で育つ。東京帝国大学物理学科卒業。理学博士。東京帝国大学教授、帝国学士院会員などを歴任。東京帝国大学地震研究所、理化学研究所の研究員としても活躍。物理学者、随筆家、俳人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 和草(にこぐさ)

    初寺田寅彦先生。硬い文章ではなく日頃の思ったこと、奥様、子供達のこと等。科学のことももちろん書いてあり、気負わず読了。

  • ロデタ

    図書館本。随筆集。だいたい日常の事が書いてあるんだけど、よくそんなネタから話が広がるなと思った。たまに理系ものもあったりしてそれがまた良い。明治後期から昭和初期頃に書かれたものだけどすんなり読める。

  • ハルト

    読了:◎ 科学と歳時記の融合。科学者目線での季節の折々を語っている。科学者らしい繊細で深みのある視点は、今読んでも新鮮。自然や行事、自身の体調、科学について。それらを時代の目から、瑞々しく敏感に観察して書かれていて好きだった。折に触れて読みたくなるような随筆集だと思いました。

  • Sakuran

    科学者の視点での随筆。草花や天候、鳥や虫に関するちょっとした疑問に、仮説を挙げてその検証方法の提案までしているのは科学者ならでは。自然に対する感想は普遍的で共感できる点もあり、100年近く前の時代であることを感じない箇所もあるが、アインシュタインがリアルタイムで活躍していたり、西洋の風習などを取り込むことに反発する個所などはこの時代特有。

  • 黒猫

    四季を描いた随筆集。 物事を客観的に捉える科学者としての観察眼と、文学者としての表現力。どちらも持ち合わせているなぁと思いました。 「じつにいい天気だ。 人間の心が蒸発して霞になりそうな日だね」 この表現が印象的。

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