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大中華圏

寺島実郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784140815793
ISBN 10 : 4140815795
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

なぜ習近平は“中華民族の偉大なる復興”と訴えるのか?今、日本人の心の構えを問う。

目次 : 序章 「大中華圏」という視座/ 第1章 大中華圏の実体化―仮説は現実のものとなった/ 第2章 ネットワーク型世界観における大中華圏―「海の中国」の中核拠点としての香港・台湾・シンガポール/ 第3章 政治的意味を持ち始めた大中華圏―尖閣問題に埋め込まれたもの/ 第4章 尖閣問題は日米問題でもある/ 第5章 今、中華人民共和国をどう見るか―私の体験的中国観の中で/ 第6章 大中華圏との向き合い方―日本人の心の構えが問われるとき尊大でも卑屈でもなく

【著者紹介】
寺島実郎 : 1947年北海道生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了後、三井物産入社。調査部、業務部を経て、ブルッキングス研究所(在ワシントンDC)に出向。その後、米国三井物産ワシントン事務所所長、三井物産戦略研究所所長、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授、三井物産常務執行役員等を歴任し、現在は(一財)日本総合研究所理事長、多摩大学学長、三井物産戦略研究所会長。著書に『新経済主義宣言』(第15回石橋湛山賞受賞、新潮社)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Hiroki Nishizumi

    軽いエッセイ。興味を惹くテーマを見付けて、無難な考えを書いている。あまり深いものはない…

  • mochizo

    キューバに行って驚いたことが、ここにも中華街があるという事でした。中国のネットワークは想像以上のもです。それを踏まえて安易なナショナリズムに走らず中国と対峙しようと書いています。なるほど納得する内容です。

  • Degawa

    安全保障は素人。相互交流が進むから、二極対立の冷静方思考はあり得ないということで、安全保障面の話は切って捨てているが、相互交流がどんなに進んでも武力による衝突は起こりうるもの。第一次大戦も第二次大戦も経済的に相互に密接に関係しあった国同士で行われた。出身が商社だからか、経済の話はまだしも安全保障の観点からの国際関係の見立てが全然ダメで、全く片手落ちだと思った。まぁ、某宇宙人首相のブレーンだったようだから、仕方がないか。

  • Kazuo Ebihara

    著者の言う「大中華圏」とは、 中華人民共和国、香港、台湾、シンガポールを指す。 いずれも中国語が 公用語であり、 中国系民族が7割を超す。 近年、これらの国の繋がりが強くなっている。 加えて、インドネシア、タイ、マレーシアには 700万人を超す華僑が住んでおり、 世界中には、6000万人の華僑がいる。 彼らの強固な民族的ネットワークが、 超「大中華圏」を形成していると説く。 習近平体制の中国は、いったい何処に行く。 気になる、気になる。

  • レーモン

    中国の人たちは世界に散らばっているよ、だから中国だけを観ていては問題は解決できないのだよというもの。うーん、ただ中国の本質的な問題は、やはり政治的なリスクでないかと考えています。だって、尖閣諸島問題は、なぜあんなに大きく大々的に中国で宣伝されたのかを考えると、内部的な問題を隠すためというのが理解しやすいからです。そうでなきゃ、わざわざ揉めても国益にならないと考えるからです。これを読んで、中立的に冷静に背景を読む力が必要だなって感じました。

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