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ダビデの星を見つめて 体験的ユダヤ・ネットワーク論

寺島実郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784140819265
ISBN 10 : 414081926X
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ロシアのウクライナ侵攻、米国のトランプ現象、そして中東の地殻変動。すべてを見通すカギはここにある!ネットワーク型世界観3部作、待望の完結編。

目次 : はじめに ウクライナ危機を考える視界としてのユダヤ・ネットワーク/ 序章 ユダヤへの基本考察―ユダヤを考える知のプラットフォーム/ 第1章 ユダヤとの出会い―1975年という年/ 第2章 アメリカとユダヤ―分断をもたらしたキリスト教シオニズムへの視界/ 第3章 欧州のユダヤ人―ロスチャイルド、ホロコースト、そして日本との微妙な関係/ 第4章 ロシア・ウクライナと東方ユダヤ人―キッシンジャー、ブレジンスキーに至るつながり/ 第5章 21世紀のイスラエル―したたかな同盟国として、技術先進国として/ 終章 ユダヤ人と日本人、そして21世紀の資本主義とユダヤ

【著者紹介】
寺島実郎 : 1947年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了後、三井物産入社。調査部、業務部を経て、ブルッキングス研究所に出向。その後、三井物産ワシントン事務所所長、三井物産常務執行役員等を歴任。現在は、一般財団法人日本総合研究所会長、多摩大学学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 獺祭魚の食客@鯨鯢

     国会では相も変わらず野党党首が天下国家論でない些少な問題を人質にしてもっと大事な案件の審議を先延ばしさせようとしている。沖縄県知事は夜中にミサイル攻撃されてもあたふたとなす術もない。  「ソドムとゴモラ」を思わせる旧約聖書にある宗教戦争に巻き込まれないためには「旦那衆」として資金の供出し続けるしかない。  アングロサクソンが作り上げた化石燃料を基調とした近代主義社会から我が国だけでもパラダイムシフトすべきである。それには人口を適度に減少させてエコロジカルな生活をできるよう意識を転換するしかない。

  • Isamash

    寺島実郎2022年発行著書。寺島が三井物産でIJPC(イラン・ジャパン石油化学)プロジェクトに関わった人間ということを初めて知った。それで国際的な面白い裏話を一杯期待したが、それは期待ハズレ。ただ、ユダヤ人関連の事柄を浅くだが、かなり網羅的には知ることが出来た。陰謀論花盛りのせいか、ロスチャイルド家の事実に即した歴史とかも、初めて聞いた様な。ただ残念ながら、今起きているイスラエル軍によるガザ地区空爆や侵攻の背景的な考え方は、本書読んでも分からず。ただ、政権基盤に極右的な勢力が有ることの懸念は書かれていた。

  • 入道雲

    戦後今までの日本を振り返る対照となるかもしれない、イスラエルとユダヤ人とそのネットワーク。著者の膨大な国際経験をもとにした本書は日本のこの先の生き方を考える観点の1つとなるだろう。また、ロシアのウクライナ侵攻までを書き記した本書だが、2023年10月上旬の今、ハマスとイスラエルはかつて無い大規模な戦争に入ろうとしている。本書の最後に書かれるイスラエルの生き残り戦略の転換になるのだろうか。

  • とむぐりーん

    若き日の寺島実郎氏が、三井物産のイランIJPCプロジェクトが、イラン革命、イラン イラク戦争のために頓挫し、大きな損失を抱える過程で、担当社員として米国に派遣され、イラン情勢の専門家であるユダヤ人の情報収集力のもの凄さに出会うシーンが生々しく描写されている。 古代ユダヤの歴史の中でマサダ要塞での壊滅的敗北を抱いて生きて来たユダヤ民族の凄さなどもあり、並のユダヤ問題解説書にない実体験から来るものが並行描写されている。 是非お読みになることをお勧めします。

  • Yoshihiro Yamamoto

    A-「ユニオンジャックの矢」「華僑ネットワーク」に次ぐ第三のネットワーク型民族「ユダヤ」。自身の経験を元に、ユダヤ人を紐解いていく。まあ、面白いんだけど、何事にもご自身の仕事が「形容詞」としてくっつくので、ページ数の割に内容が薄いようにも思う。一番面白かったのは、冒頭のウクライナとロシアとを「ユダヤ」をキーワードに解説している部分だった。ユダヤ人については、❶付加価値を生み出すことを志向する、❷国際主義(自分が生活する国を相対化して見つめる視座)、❸マサダコンプレックス、❹選民意識を特徴として述べている。

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