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この季節が嘘だとしても 講談社文庫

富良野馨

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065288412
ISBN 10 : 406528841X
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2022
Japan

Content Description

笑わなくては。懐に入り込まなければ。大学生の紗夜は、京都の三十三間堂に程近い路地奥の店『中国茶 龍王』に嘘の名を借りて通う。同じ日に生まれ、同じ日に死んだ母達を持ち、姉妹同然に育った絵里ちゃんを、あの男が奪った。だから、紗夜は復讐を遂げるのだ。芳しい香り漂う新感覚ミステリー。

【著者紹介】
富良野馨 : 『少女三景―無言の詩人―』で新書館の第2回ウィングス小説大賞優秀賞を受賞。2016年9月に『雨音は、過去からの手紙』(マイナビ出版ファン文庫)でデビュー。’20年、第1回講談社NOVEL DAYSリデビュー小説賞に応募した『真夜中のすべての光』(講談社タイガ)でリデビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • rosetta

    ★★✮☆☆いやー、ムカつくというか気分悪いというか本当に嫌な小説だった。まあ好き嫌いで小説を否定するような林真理子みたいな頭の悪い真似はしたくないけど。自分の読み方では、頭のおかしい心の病んだ女に勘違いで付け狙われる可哀想な男を描いた小説。真相が分かったあとでさえも反省も謝罪の気持ちもないこの主人公には嫌悪感しか覚えない。冒頭から延々と読者の興味を無視してお茶の話、小説作法の初手から失敗している。最後に長々と手紙を載せるのも読者に甘えすぎ、東野圭吾ならもっと上手くやるだろう。どこもかしこも残念な本だった

  • ちょん

    分厚い割にスラスラ読めたのは同じような事が何度も繰り返し書かれてて理解しやすかったからかな?(笑)恋愛ものなのでイマイチ物足りなさを感じますが、物語のアイテムとして出てきた中国茶は飲みたくなりました✨

  • ツバサ

    復讐を果たす為に近づいていくが、本当に復讐相手なのか気持ちが揺らぐ心中が作品の肝になっている。ただ、復讐心を募らせる過程の詰めが甘いように思えるし、締めくくりも緩いなと思いました。

  • のん

    祇園祭や五山の送り火など京都らしい描写が多くて興味深く読みました。肝心のストーリーは序盤からこれは人違いだろうなと予想させる復讐劇で、そりゃないわ…と思いつつもどこで正体が明かされるのかハラハラして結局一気読みでした。初読み作家さんだったので色々盛り込んであるのをどう決着するのかも気になるところでした。最終章で小説らしく文の力で締めくくったのは良かったです。図書館の本。

  • チェス

    続きが気になってのめり込んではみたけど。 主人公よりも、彼の過去の方がよっぽど気の毒な気がするが、、、主人公に惹かれる要素があるのかしら。

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