Books

ものがたり戦後史 「歴史総合」入門講義 ちくま新書

富田武

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480074621
ISBN 10 : 4480074627
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
富田武 ,  

Content Description

高校の社会科で、従来の日本史、世界史を総合した近代以降を扱う新科目「歴史総合」が始まるのに合わせ、一九四五年生まれで戦後をともに歩んできた「終戦っ子」教授が、長年にわたり大学で講じてきた戦後史の集大成となる最終講義を開講。既成の日本史・世界史教科書の記述を組み直すのではなく、歴史研究の最新知見を盛り込んだ上で、年表や図版、コラムを多数取り入れて構成。「歴史総合」のサブテキストとしてだけでなく、大学生や社会人にも役立つ戦後史再入門の一冊。

目次 : 第二次大戦と日本の敗戦/ 占領下改革と新憲法/ 戦後復興と朝鮮戦争/ 日本の独立と五五年体制成立/ 安保闘争から高度成長へ/ ベトナム戦争と世界/ 高度成長の矛盾と石油危機/ 七〇年代のヨーロッパ/ 七〇年代のアジアと日本/ イスラム勢力の台頭/ 新自由主義と日本の大国化/ ペレストロイカと冷戦終結/ 中国の改革・開放と東アジア/ ポスト冷戦の日本/ 二一世紀に入って

【著者紹介】
富田武 : 1945年福島県生まれ。成蹊大学名誉教授。専門はロシア・ソ連政治史、日ソ関係史。東京大学法学部卒業、同大学院社会学研究科博士課程満期退学。予備校講師、大学非常勤講師などを経て成蹊大学法学部教授、同法学部長などを務める。著書『シベリア抑留』(中公新書、2016年、アジア・平洋賞特別賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 樋口佳之

    高校で担当する先生方のために、さらに授業開始後は知識欲旺盛で、問題意識のある高一生も念頭に、参考書として執筆したもの/んー。タイトルのものがたり的部分が掴めない(コラム?)先生や歴史好きな生徒さん向けでは。

  • サケ太

    第二次世界大戦から戦後の様々な動きを知ることが出来る一冊。「歴史総合」を意識して書かれており、全体的にまとまっていて読みやすかった。個人的に世界史、特に現代史については本当に弱いので助かる。現在の世界の動きにも強く繋がっており勉強になる。今を生きるために色々と確認、勉強は必要だと感じさせられる。しかし、歴史総合とは個人的にワクワクする。教科書も買ってみようか迷う。

  • さとうしん

    日本と世界の政治外交、経済史。内容的に要所を押さえてよくまとまっている。コラムとして各章末に当時の世相と関連した著者のライフヒストリーがあるのが良い。

  • lily

    戦後史を著者の専門である日ソ関係に注目した上でまとめた入門書。「ものがたり」「歴史総合入門」ということでキャッチーな雰囲気を醸し出しているが実際には戦後史を単に俯瞰した一冊、というところ。週2コマの歴史総合でここまで網羅的に授業していくのは無理なんだよなぁ…。戦後っ子の著者のライフヒストリーは参考になった。

  • かんがく

    ほぼ日本史と世界史の現代史の教科書的記述を合体させただけで、歴史総合としては物足りなかった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items