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学んでみると自然人類学はおもしろい

富田守

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784860643317
ISBN 10 : 4860643313
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「ヒト」とは何でしょうか。それはつまり人間のことです。ただそれは、人間を生物の一種として研究するときに用いる呼び方です。私たち人間は、私たち自身を「地球上で特別な存在である」と感じながら生きています。しかし、それ以前に人間は哺乳類、霊長類であり、動物の一種です。そのような視点から「ヒト」を研究することで見えてくるものがありそうです。本書は、人類の進化から直立二足歩行、手の働きなどの身体的特徴、遺伝子についてまで、きちんと解説した「自然人類学」の入門書です。

目次 : 人類学とは?自然人類学とは?/ 宇宙と生命の起源と進化/ 人類の進化の歴史/ 哺乳類、霊長類と共通な特徴とヒト特有の特徴/ 身体的特徴と家族、生活方式の成立機序/ 各地域への適応と移住拡散/ 直立二足歩行、手の働き、言語と意識の機構/ 遺伝現象について考える/ ミトコンドリアDNAの研究からわかってきたこと/ 遺伝子から見た日本人の起源/ これからの人類/ 人類の存在意義とは?

【著者紹介】
富田守 : 1937年生まれ。長年お茶の水女子大学に勤務。人類の諸特徴について研究

真家和生 : 1952年生まれ。現在大妻女子大学博物館勤務。ヒトの身体の生理学的研究

針原伸二 : 1958年生まれ。現在東京大学大学院理学系研究科人類科学講座勤務。ヒトの遺伝学的研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ティス@考える豚

    人間をこういう視点から見たことはあんまりなかったです。人間とサルは同じ霊長類だとか、黒人と白人と黄色人種は瞳や肌の色が違うということを知っていてもここまで詳しく考えたことはなかったです。個人的には面白く読めました。

  • 隠者

    まぁまぁ面白かったけど目新しい物はなく何とも惜しい読書体験に。小中学生に読んでもらいたいかな?って本。

  • Sleipnirie

    いちばん面白いのは、人間の文化が発達するきっかけが直立二足歩行だということ。そしてミトコンドリアDNAの分析が人類の起源、もっと身近に言うと日本人の起源も解き明かす鍵の一つになるという。 遺伝学すげえってなる。      第10章の今の人類がどう進化するという話では、文明の発達速度に脳を合わせるためコンピュータと一体化するのではないかとか言ってて面白い。

  • 淡嶺雲

    MELASの話、もう少し読みたい

  • 乱読家 護る会支持!

    二足歩行の為に、人間の赤ちゃんだけが、胎外胎児となった。夏やせ、冬太りは日本人が備わった能力。民族による身体の違いは気候に対する進化。大酒飲み、普通飲み、下戸の三種類に遺伝子として分類できる。ゴリラは人類の祖先であるが、チンパンジーは人類の祖先ではない。都道府県で遺伝子上の縄文人と弥生人の混ざり方に特徴が分かれる。

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