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阿波の「攻めダルマ」蔦文也の生涯 たった11人で甲子園に出場し、負けても負けても挑戦

富永俊治

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784877313487
ISBN 10 : 4877313486
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2007
Japan

Content Description

選手時代、監督時代を通じて負け続きの野球人生を送ってきた蔦文也。初出場までの20年に及ぶ悪戦苦闘の日々から「やまびこ打線」によって結実した栄光まで、全精力を注ぎ続けた愚直なまでの甲子園挑戦史。

【著者紹介】
富永俊治 : 昭和22年(1947)宮城県生まれ。44年、産経新聞社入社。甲子園大会などおもにアマチュアスポーツを取材し、平成14年、運動部編集委員で退社、現在はスポーツノンフィクションを中心に執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ようはん

    酒に関するエピソードとか想像した以上に昭和的な豪放さを持った人物(今の時代だと確実に即辞任レベルのアウトな内容もあるが)であると同時に想像以上に苦労を重ねて大成した人という印象が強い。今の令和の時代に蔦監督みたいな人は出てくるのだろうか。

  • ttiger

    小学生のころテレビで見たやまびこ打線は強烈な印象だった。率いる白髪頭の監督は田舎の好々爺の雰囲気で今で言う癒し系のそれ。「人生は敗者復活戦ぞよ」が口癖の苦労人。戦中の特攻隊経験、プロ野球は1年でクビ、甲子園出場までに20年を要している自身の生い立ちから滲みでる持論だ。よい本に出会えた。

  • 手押し戦車

    球が一番速いのがエース、遠くに飛ばすのがレギュラーにする選択と集中を野球で実践し決断の重要性と諦めず続ける重要性が証明された。人生は負ける事や失敗する事は不名誉では無い。負ける事やしっぱする事で人間がダメになるならその方がかえって不名誉な事。成功とは失敗した人だけが到達出来る特権で何もやらないと失敗も成功も無い。絞って強みを最大に出せる資源に集中投下の重要性と人生にはスクイズは無い!有るのは打つのみ。決断と行動!攻めは最大の防御に成る。守りに徹するのは衰退の始まり。攻めの人生は勝者の選択になる

  • koi

    自分をただの田舎の酒飲み監督と言う気風のよさ。校長を放り投げたり、女子生徒の髪を掴んで引き倒してしまう気の短さ。鉄拳。シゴキ。甲子園に出るまでに20年かかったこと。ここぞでいつもスクイズを出して失敗すること。サインがばれていること。サインを忘れてしまうこと。甲子園では選手をリラックスさせるためにニコニコしていたこと。「おだてたりすかしたり、いろいろごちゃごちゃしよるうちに人間ものになっていくもんよ。」「ホンマに恥ずかしいんは、負けたことを恥と思い卑屈な人間になってしまうことじゃ。」魅力満載でした。

  • 渋谷英男

    徳島県教委もすごい。☆4

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