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森は生きている 新装版 講談社青い鳥文庫

富山和子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062853224
ISBN 10 : 4062853221
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

なぜ、自然はたいせつなのでしょう?日本人は、国土の3分の2をしめる森林のめぐみをうけてくらしてきました。紙、えんぴつ、つくえやいす。水も土も、みんな森林のおくりものです。森林のはたらきがわかると、なぜ自然がたいせつなのかも見えてきます。『川は生きている』『道は生きている』に続く、名作ノンフィクションの新装版。小学中級から。

目次 : 日本は森の国です(木のくらし/ 木はどのようにつかわれたでしょうか ほか)/ 山国の人たち(森林は人間がそだてました/ 山国の人たちは、心のやさしい人たちでした ほか)/ 森林のはたらき(森林は風をふせいでくれました/ 森林は雪もふせいでくれました ほか)/ 土こそが人間を守る(もしも山に人がいなくなってしまったら/ 土こそが人間を守る)

【著者紹介】
富山和子 : 群馬県に生まれる。早稲田大学文学部卒業。評論家。立正大学名誉教授。日本福祉大学客員教授

大庭賢哉 : 神奈川県に生まれる。児童書のさし絵・漫画・装画などで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 定年(還暦)の雨巫女。

    《私-図書館》森の偉大さや大切さが、わかった。

  • 糜竺(びじく)

    富山和子氏による、日本人の暮らしと森(里山)との関わりを論じたエッセイ。​かつて生活資源を与えてくれた「生きた森」の文化的価値を再評価し、共生の道を提言していました。いかに森の存在が大切かがよく分かりました。

  • 羊山羊

    小学生に読ませて終わるシリーズにしてはいけない。山・土・人がどれだけ密接に結びついて営み続けてきたかを鋭く、優しく説く1冊。人間による水防林への不断の努力の紹介にはショックを受けた。海岸線を見る目がまるで変わってしまう。私たちは自然から逃げるか、それを利用するのみで、今までの全てを共に生きる精神を喪いつつある。それがとどのつまりは海の生態系までも破壊してしまっているのだ。逆に自然のあるがままに任せきりでも、自然は応えてくれない。共に生きることを忘れるなと警鐘する1冊。

  • けいこん

    「川は生きている」と重複部分多いな。とても大事な本であることは確かで、子供だけでなく大人も一度は読むべき本だと思います。平野が少なく人が密集して暮らしているので、国土が狭く感じる。と小学校で習いましたが、森林の価値についてはしっかりと教わった記憶がない。日本は国土の7割の森林を所持している稀有な国であること、森林こそが陸の命の源であり、文明の源であり、海の恵みの源でもある。そのありがたさと、それを維持していくことの大切さ、維持管理してきた山の人への感謝を説く本でした。

  • じょうこ

    都市に住んでいるとふだんは遠い存在の森林。この本であらためて、ニッポンは森の国だと、気づかされる。森は、木はもちろんのこと、土や水を生む。著者は「わたしたちのまわりには、森林のおくりものがいっぱいです」と書き始める。読後、日本はいいなあ、とも思える。森で働く人は少なくなったんだろうなあと思いつつ、森に回帰してみたい。

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