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天と地の方程式1

富安陽子

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062195669
ISBN 10 : 4062195666
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

この春で中学二年生になる田代有礼は、おかしな夢を見た。猿に「くるすの丘に、来い」と言われる夢だ。その直後に引っ越しが決まり、できたばかりの公立の小中一貫校「栗栖の丘学園」に通うこととなる。中学二年生にあたる八年生の生徒はたったの三人。うちひとりは、とんでもなく数学ができ、とてつもなく馬鹿とうわさのQだった。関わりあいになりたくないと思った矢先、Qとともに異空間に閉じこめられる―。息つく間もなく展開される古事記を下敷きにした、学園異能ファンタジー第1巻!

【著者紹介】
富安陽子 : 東京都生まれ。和光大学人文学部卒業。25歳でデビューし、1989年『クヌギ林のザワザワ荘』で日本児童文学者協会新人賞、小学館文学賞、1997年「小さなスズナ姫」シリーズで新美南吉児童文学賞、2001年『空へつづく神話』で産経児童出版文化賞を受賞。『やまんば山のモッコたち』がIBBYオナーリスト2002文学作品に選出される。『盆まねき』で2011年、第49回野間児童文芸賞、2012年、第59回産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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富安陽子さんの三巻シリーズ。主人公のアレ...

投稿日:2021/04/22 (木)

富安陽子さんの三巻シリーズ。主人公のアレイが転校した学校は同級生が3人。数学オタクのQとは関わらないつもりだったが、二人で奇妙な世界に紛れ込んでしまう。読み始めたら止まらない、一気読み確実の本。

Hiro さん | 鳥取県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ちょろこ

    好きなテーマの一冊。これ…面白いかも。主人公の中2の少年、アレイがある日、猿のお告げのような夢を見たことから始まるストーリー。「くるすの丘に、来い」って一体何状態からのまさかの古事記が絡む世界観。天ツ神から中学生たちに課せられた使命は黄泉ツ神の侵入を防ぐこと。なんだか万城目学さんの「鹿男あをによし」を思わせる好きなテーマでワクワク感が増してきた。ちょっと不可思議でちょっと怖さもあって、でもとにかく先へ先へと引っ張られるこの感覚、いいね。結構侮れない危険な状況、特殊能力を持つ4人から目が離せない。2巻へ。

  • takaC

    これから見どころというところで1巻は終わってしまうとは…。続きが手元にないというのに…

  • mocha

    富安陽子さんらしく、スピード感のあるファンタジー。天ツ神・黄泉ツ神などの日本の神話をベースとしながら「数学でダンジョン脱出」という仕組みがどうもしっくりこない。まだ物語を広げたばかりで、入り込めてないからかな。次巻に期待!

  • ぶんこ

    面白かったです。 まるでRPGのよう。 大人が読んでも怖いので、低学年の児童、それも想像力が豊かで繊細な子にはトラウマになりそう。 私も一つ目の白い大きな柱の夢をみそうです。 アレイのような記憶力を持ってみたかったけど、それで怖い目にあうなら凡人のほうがいいかな。 7人のカンナギのうち4人と1匹?が判明。 後2人ははたして? 早く2巻を予約せねば。

  • さつき

    新設の小中一貫校に通うことになった田代有礼。不思議な日本猿の夢を何度も見たり、3人しかいないクラスメイトも個性派ぞろい。どんな新生活が始まるのかと思ったら突然カクレドという幻の世界に迷い込んでしまう。誰もいない校舎の不気味さは臨場感いっぱいでした。ノンストップで次々起きる出来事にドキドキ!続きが楽しみです。

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