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初音一族のキツネたち シノダ!

富安陽子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784036441204
ISBN 10 : 4036441205
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

信田家には、重大な秘密がある。それは、ユイたち三きょうだいのママが、じつはキツネだということ。おまけに、ママの親族のキツネたちがもちこんでくるやっかいごとで、いつもてんやわんやの大さわぎ。
ある日、なかでもいちばんのトラブルメーカーの夜叉丸おじさんが、しょぼくれた顔で、ユイたちのまえにあらわれた。どうやら、ガールフレンドのミツバちゃんにプロポーズしたいのだが、ミツバちゃんの親戚から交際を反対されているらしい。ミツバちゃんの親族は初音一族という由緒正しいキツネたちで、ユイたち人間の親戚がいる夜叉丸とミツバちゃんの結婚をこころよく思っていないのだ。

【著者紹介】
富安陽子 : 1959年東京に生まれる。和光大学人文学部卒業。『クヌギ林のザワザワ荘』により日本児童文学者協会新人賞、小学館文学賞、「小さなスズナ姫」シリーズにより新美南吉児童文学賞、『空へつづく神話』により産経児童出版文化賞、『盆まねき』により野間児童文芸賞、産経児童出版文化賞フジテレビ賞、『さくらの谷』により講談社絵本賞を受賞。『やまんば山のモッコたち』はIBBYオナーリスト2002文学作品に選ばれた

大庭賢哉 : 1970年神奈川県に生まれる。漫画家・絵本作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • anne@灯れ松明の火

    大好きな富安作品の中でも、イチオシの「シノダ!」シリーズ12。新着チェックで予約。パパは人間だが、ママはキツネ。二人の子どものユイ、タクミ、モエは、ママからキツネの力も受け継いでいる。そんな信田家はママの親族のキツネがらみのトラブルが絶えない。今回は、ママの兄・夜叉丸おじさんの交際相の親戚が、人間と親戚になるなんて許せないと、敵情視察に訪れて……。ちゃらんぽらんな夜叉丸おじさんも、やる時はやるんだね。そして、どんな場面にも動じず、穏やかなパパ、カッコイイ。守る者がある人(キツネも)は強い! 面白かった♪

  • NakaTaka

    シノダ!12巻目。大分間が空いたが、前巻の内容を忘れていても大丈夫。今回は夜叉丸おじさんの結婚問題。人間界の常識など知らぬ、また理解しようという気もない自由で破天荒なキツネたちに翻弄されるユイたち。面白かった。

  • izw

    シノダ!シリーズ12冊め。11冊めの「夢の森のティーパーティー」を読んだのが2019/10/29 で、5年半経っている。11冊めは10冊目から2年半経ったと驚いていたが、それがコロナ禍以前だったとは信じられない。半分狐のユイ、タクミ、モエの3人にまた会えてうれしい。夜叉丸おじさんの恋ものがたりだが、夜叉丸おじさんだけに、一筋縄ではいかない。初音一族という気位の高い一族のむすめに恋したおじさんの顛末がすがすがしい。

  • 頼ちゃん

    待ちに待ったシノダの新刊。シリーズの中ではすごく面白かったというほどではないが、やっぱりこの一家いいなあ。特にパパ最高。

  • minaseh

    また何とも濃いキャラのお二人がでてきたぞ。いつもお騒がせなおじさんの結婚をめぐるお話。 無事にまとまったのだけど、ほんとに夜叉丸おじさんで良いの?とつい聞きたくなってしまったわ。

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