Books

ふしぎ草子

富安陽子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784092893245
ISBN 10 : 4092893248
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ぞくぞくする、こわーい話、ぞわぞわする、あやしい話、あっと驚く、ふしぎな話―そんな八つの物語。

【著者紹介】
富安陽子 : 1959年東京生まれ。『クヌギ林のザワザワ荘』により日本児童文学者協会新人賞、小学館文学賞受賞、「小さなスズナ姫」シリーズにより新美南吉児童文学賞、『空へつづく神話』により産経児童出版文化賞、『盆まねき』により野間児童文芸賞と産経児童出版文化賞フジテレビ賞、『さくらの谷』により講談社絵本賞受賞、『やまんば山のモッコたち』は、IBBYオナーリスト2002に選ばれた

山村浩二 : 1964年生まれ。1987年東京造形大学卒業。「頭山」(2002年)が第75回アカデミー賞にノミネート、アヌシー、ザグレプ他6つのグランプリを受賞、「今世紀100年の100作品」の1本に選出される。長編「幾多の北」(2021年)がアヌシー・コントルシャン・クリスタル賞とオタワでグランプリを受賞など、アニメーション監督作品の受賞は130を超える。絵本『おやおや、おやさい』(文:石津ちひろ)、『ちいさなおおきなき』(文:夢枕獏、第65回小学館児童出版文化賞受賞)、『ぱれーど』(文・絵)など100タイトルを終える絵本に携わる。芸術選奨受賞、紫綬褒章受章。映画芸術科学アカデミー会員、東京藝術大学大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ひめか*

    奇妙で不思議な短編集。自分が今小学生だったら図書室で手に取っていただろうと思い、手に取った。大人でもさくっと楽しめるお話だった。ピアノ鍵盤の象牙の象が夜にピアノ鳴らす「ピアノ」、魔女の家のアリサちゃんと仲良くなる「魔女の家」が特に好き。不思議な猫谷温泉の街に迷い込んでしまう「猫谷」、月の音を聞くおばあちゃんと水辺に浮かんだ月をくみにいく「月の音」は微笑ましく、猫の恩返しのような「藤棚」や、魚玉という玉にまつわる噂話をめぐる「魚玉」はラストがちょっと不気味。どのお話も怖さの加減が丁度良くて小学生に薦めたい!

  • ちえ

    書店で表紙の絵が気になって手に取った。富安陽子さんの本ということで、読みたいな、と思っていた。週末行った図書館で見つけて借りてきた。〈あやしくも不思議な八つのものがたり〉確かにちょっとぞくぞくするお話。「猫谷」「魔女の家」「よらず池」「藤棚」が好み。

  • ケ・セラ・セラ

    ちょっとばかり背筋が冷んやりする不思議な話8篇。怖いというよりも、夢でも見ていたのだろうか、あれは一体何だったのだろうかと思うような、そんな奇妙な出来事たち。『ピアノ』は思わぬ切り口でとても良き。『猫谷』『よらず池』はありがちなシチュエーションなんだけど、だからこそ読みながら気分がザワザワ。『月の音』『魔女の家』は主人公が歳をとっても忘れがたいファンタジー風。主に主人公は小学生で、対象は中学年からでしょうか。怖さのさじ加減が品良く丁度いい。

  • ヒラP@ehon.gohon

    富安陽子さんの世界は、様々な空想の世界に自分を導いてくれます。 その一つが妖怪の世界でしょうか。 山村浩二さんとのコンビで描いた絵本の流れでこの本を手にしましたが、挿し絵以上に映像が浮かんできました。 理由のわからない不気味さを醸し出す短編たちは、そのまま絵本になっても良いような気がしました。 さり気なく、身近でイメージできる世界でした。

  • anne@灯れ松明の火

    新着チェックで予約。富安さんの新作は、タイトル通り”不思議”、そして、”怪しい・妖しい”短編集。もう使われていない古い音楽室からピアノの音が……。そこにいたのは? 走っても走ってもたどり着かない温泉とは……? 魔女の庭に、入ってしまった女の子は……? ”よらず池”の名前の由来は実は……? 読み終わるたびに、ぞわぞわっとして、後ろを確かめたくなるお話。こういう話に、山村浩二さんの絵は何としっくりくることか。名コンビだ♪

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items