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大人処女 彼女たちの選択には理由がある 祥伝社新書

家田荘子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784396116859
ISBN 10 : 4396116853
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2023
Japan

Content Description

不倫、少女売春、風俗、高齢者の性など光の当たっていない世界を取材してきた著者は、池袋の淫靡な雰囲気が漂うバーで、男性経験のない清楚な女性従業員・梓さん(仮名、28歳)に出逢う。5年後、19歳年上のイラン人男性と結婚した彼女と再会し話を聞くと、結婚前も結婚後も夫と肉体関係はないと言う(夫以外ともない)。30歳を過ぎて性経験がない女性、大人処女。彼女たちは、なぜそれを選択したのか。著者は、梓さんを含む9人に寄り添うように取材、すこしずつ聞き出していく。そこには、9者9様のドラマがあった。さまざまな価値観と生き方を伝えるノンフィクション。

目次 : 第1章 ひとみさん―どうしても入らないので、高級愛人紹介所に/ 第2章 梓さん―結婚前も結婚後も、性交渉のない夫婦生活/ 第3章 静香さん―できない。それでも跡継ぎを産むために人工授精で…/ 第4章 由紀さん―35歳までは絶対にしないと決めていた/ 第5章 シェリーさん―男性よりも、恋よりも、研究が大事/ 第6章 香月さん―18歳年上の夫が最初でよかった!/ 第7章 さやかさん―何度フラれても彼がいい/ 第8章 真衣さん―30人と「試し」てもだめだった…/ 第9章 敦子さん―恋愛も性も、私には必要ない

【著者紹介】
家田荘子 : 作家、僧侶(高野山本山布教師)。日本大学芸術学部放送学科卒業、高野山大学大学院修士課程修了。女優など10以上の職業を経て作家に。1991年、『私を抱いてそしてキスして―エイズ患者と過した一年の壮絶記録』にて大宅壮一ノンフィクション賞受賞。執筆のほか、高野山奥之院や総本山金剛峯寺にて法話を行っている(不定期)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • さくらっこ

    「極道の妻たち」など反社の世界や不倫や風俗など人間の闇の部分を描いてきた家田荘子さん。今回は結婚や出産以前に異性と付き合うことさえ拒否する女性たちのルポだった。著者自身が4回も結婚されているので、対話を読んでいると、結婚するのが普通だというバイアスがかかっている気がした。特に大学院生で研究にいそしむ女性に対しての質問は、もうほっといてあげてと感じた。お一人さまは確かに気楽だが、加齢と共にできないことも増えて、家族の有難みも感じる。この様な生き方をする人が増えるなら、政府は支援策を講じることも必要だろう。

  • チサエ

    読んでいてすごく頷ける部分も多くありつつ、逆にそれはどうなのというところや、家田さんの先入観に「んん?」と感じるところもちらほら。共感したのはこちら(本文より)→「彼氏がいたらいたでいいなと思う時もたくさんあるんですよ。でも、いないからといって、私、自分が不幸だとかまったく思ってないんです。いなくても楽しいから『勝手に不幸扱いせんといてくれる?』っていうのがあるんです」

  • れゆにさ

    今思えば、なんでこの本を手にとってお買い上げしたのか、わたし笑 まあ、家田荘子の名前にたぶんに惹かれたのは有る。ほとんど全ての人が普通に経験している性交を、経験していない9人の大人女子にインタビューしたもので、まさに九人九色といった感じ。そしてインタビュアーである著者の主観も含めてまとめているのだが、それ以上でも以下でもなかった。わたしは女性ではないので共感もしないし、淡々と読み進めただけだったかな。きっと男性が読むものではなかったのかも。

  • 晴柊のばあば

    家田さんの講演会があるので手に取った。子どもの頃の大人の言葉でできない、一人の男性を引きずっている、必要ないと思っている、9人の女性たちを取材。世の中に、恋愛、結婚なしでのロールモデルがいない。アロマンティック、アセクシャルのぽにおさんの「『パートナーに幸せにしてもらいたい』という思いが『パートナーがいないことは幸せじゃない』という考えに凝り固まるのが怖い」という言葉が印象に残った。

  • おさと

    著者の「こうであるはず」みたいな価値観が押し出されてて、なんだかもったいなかった。

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