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国宝の政治史 「中国」の故宮とパンダ

家永真幸

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784130261562
ISBN 10 : 4130261568
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 1 中国の近代国家建設と国宝形成(ミュージアム概念の受容―清末中国における「博物館」(一八四〇年代‐一九〇〇年代)/ 「保護」の思想と歴史の継承―清朝皇室コレクションの「博物館」化(一九〇〇年代‐一九二八)/ 文物の移動と「国宝」化―南京国民政府による接収と「故宮文物」形成(一九二八‐一九四九)/ 近代的シンボルの創出―南京国民政府期における「パンダ外交」の形成(一九二八‐一九四九))/ 2 分断国家の国宝をめぐる中台関係の展開(国際冷戦体制下の文化内戦―故宮文物をめぐる国共対立の展開(一九四九‐一九七二)/ 文化内戦の脱冷戦化と国際レジーム化―中華人民共和国による「パンダ外交」の継承(一九四九‐二〇一一)/ 分断の解消、肯定、迂回をめぐる力学―「台湾化する台湾」における中国国宝問題(一九七二‐二〇一六))

【著者紹介】
家永真幸 : 1981年東京都生まれ。2004年東京大学教養学部卒業。2012年東京大学大学院総合文化研究科博士課程満期退学。現在、東京医科歯科大学教養部第二外国語分野准教授。博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • さとうしん

    大陸でのパンダの国宝化と、主に台湾での故宮文物の国宝化が、ともに対外的主権の確立や「一つの中国」論と密接に関わるなど、パラレルな関係にあるという観点からの議論。この二つを結びつけるという発想は面白いが、両者の個別の議論、特に「ふたつの故宮」をめぐる議論がやや薄く感じられてしまったのが残念。

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