Product Details
ISBN 10 : 4634350289
Content Description
メッカ巡礼(ハッジ)はムスリムの宗教的義務ではあるが、聖地メッカから遠く離れた西アフリカや東南アジアを出発点とした旅は一生をかけた命がけの旅であった。本書では、イスラーム世界を往来した多くの旅人たちの記録のなかでも、傑出した評価をもつイブン・ジュバイルとイブン・バットゥータが残した旅行記をもとに、人を異郷との交流に奮い立たせたものはなにか、旅を可能にしたイスラーム・ネットワークとはなにかを究めつつ、この二人の旅行を考えてみたい。
目次 : イブン・ジュバイルとイブン・バットゥータの重要さ/ 1 イスラームにおける多様な旅の動機と目的/ 2 巡礼の旅を可能にした「交通」の条件/ 3 巡礼紀行文(リフラ)の発達/ 4 旅人が投射した視線
【著者紹介】
家島彦一 : 1939年生まれ。慶應義塾大学博士課程中退、文学博士。専攻、イスラーム世界交流史。東京外国語大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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MUNEKAZ
読了日:2021/05/25
金監禾重
読了日:2021/11/26
Toshi
読了日:2020/10/27
中島直人
読了日:2023/04/01
於千代
読了日:2014/01/07
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