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極悪女帝の後宮 2 小学館文庫

宮野美嘉

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784094072365
ISBN 10 : 4094072365
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2023
Japan

Content Description

「跪いて私の靴を舐めなさい」斎国の李紅蘭は、先帝の跡継ぎだった兄たちを弑し、政敵の首を刎ね、玉座に就いた極悪女帝。つい最近、斎の属国である脩の王子・王龍淵を夫として後宮に迎えた。だが実はこの男、誰よりも紅蘭のことを憎んでいて、紅蘭のほうもそれを承知で龍淵をそばに置き、愛でるという謎めいた夫婦関係を築いていた。さて、このたび紅蘭は兄の息子、つまり甥の白悠を正式に養子に迎えた。しかし噂によれば少年は「不幸を呼ぶ」存在であるらしい。果たして最強の女帝とその美貌の夫は息子にまつわる負の連鎖を断ち切ることができるのか?

【著者紹介】
宮野美嘉 : 広島県出身。第五回小学館ライトノベル大賞ルルル文庫部門ルルル賞を受賞し、2011年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • るぴん

    シリーズ2作目。やっぱり紅蘭は極悪女帝ではないよなぁ。敵には容赦ないけど味方にはとことん優しいし。メンタル最強の紅蘭。彼女を殺したいけど一緒にいると安心するという面倒臭い夫・龍淵。この夫婦が養子に迎えたのは、「不幸を呼ぶ少年」という曰くつきの甥っ子・白悠。彼もまた色々と拗らせていて厄介だけど、素の性格は一番まともかも。紅蘭と龍淵のじゃれ合い(?)を上手くまとめてくれる存在になりそうで頼もしい。次はどんな拗らせキャラが最強ファミリーに加わるのか、楽しみだ。

  • よっち

    大陸に君臨する大帝国・斎の女帝・李紅蘭。ふた月ほど前に結婚した自称極悪女帝の彼女が、今度は不幸を呼ぶ少年の養母になる第二弾。紅蘭の兄の息子・白悠を正式に養子にすることにした二人。「そういうもの」が見える龍淵に、怨霊の仕業で周囲の人間に不可解な不幸が続く「不幸を呼ぶ少年」をぶつけるとかいう、何とも複雑過ぎる家族関係には苦笑いでしたけど、敵には容赦なくとも味方には何だかんだで甘い紅蘭や、様々な思いで彼女を支える周囲の人たちとのやり取りはなかなか楽しくて、新キャラの白悠も二人の関係にいい感じにハマりそうですね。

  • 色素薄い系

    新キャラが加わり2人の周囲が賑やかになった今回。白悠は賢い子だけど年齢相応の部分もあって可愛い子でした。龍淵の紅蘭に対する見方が変わった事で変化が訪れているけど白悠を紅蘭から守るという目的が出来てしまったので、あの時どうして他の男に触るとかありえんって手をはたき落としたのかその理由にたどり着くまで時間がかかりそうだな…とちょっと思った。

  • >「当然でしょう? 私より怖いものなんて、この後宮にいるはずがない」思って呪って、名前を読んで、また恨んで。

  • しゅう

    いまいち。C

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