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問いの立て方 ちくま新書

宮野公樹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480073709
ISBN 10 : 4480073701
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ロジカルを良しとするのも、ロジカルが良いという考えあってのこと。なぜロジカルであったりエビデンスベースであったりすれば我々は正しいと思ったり、納得できると思ったりするのか。新規事業、起業、地域課題、研究テーマから、働き方、生き方まで!本質に迫る「問い」が持てる。

目次 : 第1章 「いい問い」とは何か(答えがある問い、答えがない問い/ 本質と名付けてみる/ なぜその問いはあるのか ほか)/ 第2章 「いい問い」にする方法(いい問いにまで昇華させるには/ 「問い」が磨かれるとき/ 自分と世界の矛盾のうちに ほか)/ 第3章 「いい問い」の見つけ方(消極的アプローチをとる理由/ 「違和感」と「自覚」/ 対象の内実と形式 ほか)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • tenori

    哲学者が「問い」に主題を置いた時点で、それはもう自分に対する修行になってしまうのでしょう。そこについていくのは読者として難易度が高い。まさに禅問答に対峙しているような疲労を伴う読書。理解が追いつかない。ただ、何かすごく大事なことを言われているなという、この感覚は忘れずにいよう。

  • はとむぎ

    問い=考え。何故を繰り返し、本質に迫る。最後はただ存在する。自己=全体となる。 良い問いは立てるものではなく、深い内省のなかにある。良い本でした。

  • しんい

    同年代の学者さんが書かれた実務に役立つハウツー新書、かと思ったらやはりそんなことはなく、自分の分類では哲学の分野に入りそうな難解な内容。とはいえメッセージはシンプルで、タイトルの「問いの立て方」を「問いを立てるときの心構えと、問いを自分の頭で考える時に注意すべきポイント」とでも読み換えれば個人的にはしっくり来る。自分の業務でもそうだが、何でも「課題解決」に向かわせてしまう現状への疑問提起や警鐘であり(課題解決を否定はしていない)、また対話による学びを重視しながらも、ひとりで考え抜くことの重要性を説く。

  • まゆまゆ

    「いい問い」とは本質的な問い。本質的とは「なぜその問いがあるのか」といった根源的な存在についてまで考えられているか。我々は問いを「持って」いるのではなく、問いの内にある。自分で自分を問うこと。考えを考える。この営みが、本当の「考える」ということであり、生きること。哲学的すぎる内容だが、なんとなく理解できた。

  • QUiChe

    問の立て方のハウツーを。特に深い洞察から導いた論拠等とともに知りたくて手に取ったが、「序」にすでに断ってあったが、本書はそういうものではなかった。それでも、いい問いについて深く考えを巡らせた内容は、参考になるし、自身の考えの整理にもなる。ただ、考えを巡らせすぎて、一章の最後の方から付いて行けなかった。自分としては、途中で、「もう、いいかな。こんなもんで十分だな」という感じだった。あとは、自分自身で考えて、自分なりの答えを導く。そうでなければ、血肉にならない。

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