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ブレイブ・ストーリー 上 角川文庫

Miyuki Miyabe

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041111703
ISBN 10 : 4041111706
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2021
Japan

Content Description

僕は運命を変える。時を超えて愛される、異世界冒険ファンタジーの決定版!

ごく普通の小学5年生亘は、平凡ながらも満ち足りた生活を送っていた。ある日、父から家を出て行くと告げられる。バラバラになった家族を取り戻すため、亘は異世界への旅立ちを決意した。

【著者紹介】
宮部みゆき : 1960年東京生まれ。東京都立墨田川高校卒業。法律事務所等に勤務の後、87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー。92年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞長編部門、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞、93年『火車』で山本周五郎賞、97年『蒲生邸事件』で日本SF大賞、99年『理由』で直木賞、2001年『模倣犯』で毎日出版文化賞特別賞を受賞。02年司馬遼太郎賞と芸術選奨文部科学大臣賞文学部門、07年『名もなき毒』で吉川英治文学賞、08年英訳版『BRAVE STORY』でBatchelder Awardを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 佳蓮★道央民

    ★★★★★★★七つ星👏正直な感想を言うと、これも彼氏に元々オススメしてくれてた本なんだけど、正直、もっと早くこの本に出会えてたら、人生変わってただろうなってちょっと思った。何ていうか、もっと昔の自分にこれを読んでって言いたいかもしれない。この本は、なんか、勇気が出る本でした。とっても言い表しずらいけど、凄く面白かったです!ファンタジーだけど、でも、ゲームっぽさもあり、しかも、生身の自分があっちの世界に行く話がめっちゃ読んでて楽しかったです!!私も、昔の病んでた自分にこれを凄く読ませたいなって思いました。

  • 加納恭史

    ファンタジーらしいが、両親の離婚の問題やガキ大将のいじめの問題。そんなどろどろの中で主人公は工事中断のビルの扉の隙間の光に誘い込まれる。その扉から幻界に落っこちる。砂漠の中で人もいない。最初はトロンのようなゲームの世界かと思ったが、幻界―ヴィジョンの世界へ。主人公は自分の運命を変えるように願い、運命の塔を目指す。彼はその幻界の通行証のペンダントを手に入れ、幻界に入り込む。そこで彼は老魔導士から旅の目標を教わった。彼は「おためしのどうくつ」に呪文をかけて入り込む。その奥には寺院があった。迷うと出口を探せと。

  • だんでらいおん

    【購入本】久しぶりの宮部ワールドにどっぷりがっつりです。小学5年生ってコドモでもオトナでもない繊細な時期だし、傷つきやすくて脆いよね。オトナの事情に振り回されて、主人公と同じく心の奥がズキズキしてくる。幻界〈ヴィジョン〉に旅立ったワタルが日常を無事に取り戻せるのかな。現実世界でも同じトキが進んでいて、そちらも気になります。

  • みくくくくくく

    気になりつつ子供向けなのかなと思っていたら20年経っていた。子供に易しく書かれているけど、大人の汚さ 、子供の卑怯さが容赦無く、大人も充分楽しめる。次巻へ。

  • あかつや

    普通の小学生の亘はある日、学校で噂になってる幽霊ビルへ探検に行く計画を立てるが、その時謎の女の子の声が聞こえて的確な助言を受ける。宮部版異世界ファンタジー。いわゆるJRPGを下敷きにしているようで、今で言うなろう系に近いような気がする。この巻ほぼ全部使って旅に出るまでに費やしていて、それだけ亘が旅立つ理由が重要なんだろうな。でも気になるのは亘は異世界との境界に近づいたから不思議な出来事に巻き込まれたんじゃなくて、その前から声を聞いてるんよね。最初から目をつけられていたわけで、その辺の展開がどうなるかな。

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