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地理がわかれば世界が見える

宮路秀作

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784479797906
ISBN 10 : 4479797904
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

世界情勢の「現在と未来」が手に取るようにわかる。「脱炭素」のウラにある欧米の思惑とは?ウクライナ侵攻後、原油をめぐる中東情勢は?中国の一帯一路構想と「債務の罠」とは?地球をめぐる知的冒険!経済・戦争・資源・環境・宗教。すべては地理で読み解ける!

目次 : 第1章 経済は土地と資源の奪い合い(「原油」を巡る中東情勢の今―サウジアラビアとイラン/ 世界最大の「原油埋蔵国」ベネズエラとアメリカの関係/ 生き延びるためにしたたかに動くイスラエル)/ 第2章 中国の思考は「債務の罠」から見えてくる(観光業への打撃で「債務の罠」に陥ったスリランカ/ 中国のインド洋進出のカギを握るミャンマー/ 「21世紀型植民地」アフリカ/ 支援という名の融資―山岳国家タジキスタン/ 資源輸出で「債務の罠」に抗う―トルクメニスタン)/ 第3章 複雑化する世界と「独立」の問題(なぜスコットランドは独立を目指すのか/ カタルーニャ独立運動が直面する経済的苦難/ ナイジェリア「ビアフラ戦争」の背後にあった大国の影/ 緊張をはらんだコソボ独立問題)/ 第4章 地理学的視点で見た「内戦」と「民族紛争」(スーダン内戦勃発!独裁者の追放から主導権争いへ/ スーダンの「地理的位置」が引き起こす混乱/ スーダンと工チオピア両国の国境紛と周辺諸国の思惑/ EUとロシアの狭間でより「危険」になったセルビア/ 旧ユーゴスラビアの解体とセルビア/ 民族の歪んだ優越感と指導者が抱く民族主義の高楊)/ 第5章 「脱炭素」の問題点を読み解く(「脱炭素」に右往左往するヨーロッパ/ 「環境保護」という名の同調圧力/ パラオが海底資源の採掘に反対を表明!)

【著者紹介】
宮路秀作 : 代々木ゼミナール地理講師&コラムニスト。現代世界の「なぜ?」を解き明かす授業が好評で、代々木ゼミナールで開講されるすべての地理の講座を担当し、全国の校舎、サテライン予備校に配信されている。主著『経済は地理から学べ!』(ダイヤモンド社)は大ベストセラーとなり、海外でも翻訳された。地理学の普及・啓発活動に貢献したと評価され、2017年度日本地理学会賞(社会貢献部門)を受賞。コラムニストとして、新聞や雑誌、Webメディアなどでコラムの連載や「foomii」にてメルマガを発行、さらにYahoo!ニュース個人のオーサーとして活動している。YouTubeチャンネル「みやじまんちゃんねる」でも、地理学のおもしろさ、地理教育の重要性を発信中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Nat

    高校生まで地理が嫌いだったが、今頃になって地理の勉強って大事だなと思い知る。世界史もどちらかというと日本史の方が好きだったが、やはり大切。地理と世界史を連動して面白い授業があれば夢中になったかも。前から聞いてはいたが、この本を読んで中国の債務の罠や21世紀型植民地支配などをあらためて認識できた。派閥争いや二世議員などではなくて、世界の中の日本を考えて政策を提案する政治家がいればいいのに。政権維持や自分の勢力保持といった小さな目先のことしか考えていない政治家ばかりで日本の未来は暗い。

  • yyrn

    地理や地形が政治や経済に及ぼす影響を様々な事例を挙げて教えてくれる本。▼土地と資源(イスラエルとアラブ、石油がEV化を左右?)、中国が仕掛ける「債務の罠」、独立問題(スコットランド、カタルーニャ、ビアフラ戦争、コソボ)、内戦と民族紛争(スーダン、セルビア)、気候変動・脱炭素の闇など、池上彰氏の解説を聞いているようで大変分かり易いが、ではイスラエルとパレスチナはどのように決着するのか?については難しい問題と記すだけなので(確かに誰も分からないとは思うが)必ずしも地理や地形が決定的な要因ではない、とも読めた。

  • トムトム

    世界の今が分かる本でした。日本のマスコミが流さないだけで世界中で起きている紛争。歴史と地理の知識でだいたいツジツマが合います。とても残念だけれど、世界から戦争がなくなることはないなと思いました。

  • ta_chanko

    「債務の罠」に苦悩するスリランカ・ミャンマー・中央アジア諸国、スコットランドやカタルーニャの独立運動の歴史的背景、スーダン内戦や南スーダン独立の理由、ユーゴスラビア解体の経過など。スーダンで紛争が起こる理由は、紅海と内陸を結ぶ「回廊」に位置すること、同時に隣国エチオピアとの間でナイル川の水資源を争う位置にあること。などなど。

  • せっちゃんさん

    面白かった!日本史も世界史も勉強したことない自分。憧れの科目が歴史・地理。そんな気持ちを満たす1冊だった。情報量多くて理解出来ない部分多かったけど、@流行り言葉の"地政学"に惑わされないで!A今の世界でこんなにも紛争が起きてる!、この2点の主張は理解した。著者は代ゼミの人気講師ということでYouTube開設していて、今日から早速見てみた。将棋と同じで色々な繋がりが盤面=世界を構築してると考えられる良書。

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