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真実の中国史 1840-1949 Php文庫

Junko Miyawaki

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569768274
ISBN 10 : 456976827X
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
April/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

教科書で習った中国史は、現代中国に都合のいいように書き換えられたものだった!本書は気鋭の歴史学者が、アヘン戦争から中華人民共和国設立まで、日本人が知っておくべき中国史の真実に迫ったもの。日清・日露戦争の意義、満洲建国の実相、孫文や毛沢東の実像など“歴史の裏側”が明らかに。日本人の歴史観が、いかにゆがんだものかに気づかされる一冊。ロングセラー、待望の文庫化。

目次 : 序章 「真実の中国史」を知る前に(歴史はもともと「古代」と「現代」しか存在しない/ 日本人と中国人では土地に対する感覚が違う ほか)/ 第1章 中国の半植民地化は「アヘン戦争」からではない(1840〜1860)(中国現代史の始まりは日清戦争敗北後からだった/ 毛沢東が書き換えた、アヘン戦争からの中国現代史 ほか)/ 第2章 中国に本当の西洋化など存在しない(1861〜1900)(中国の歴史はウソだらけである/ 中国人は他人をまったく信用していない ほか)/ 第3章 国とは呼べない中華民国からはじめて国家意識が生まれる(1901〜1930)(教えられたことに疑いを持つという教訓/ 中国の新しい時代は義和団の乱以降に始まる ほか)/ 第4章 歴史上、一度もまとまったことのない中国(1931〜1949)(中国の地名が何度も変わるのはなぜか/ 「共産主義」対「帝国主義」という考え方の愚 ほか)

【著者紹介】
宮脇淳子 : 1952年、和歌山県生まれ。京都大学文学部卒業、大阪大学大学院博士課程修了。博士(学術)。専攻は東洋史。大学院在学中より岡田英弘氏からモンゴル語・満洲語・中国史を、その後、山口瑞鳳氏(現東京大学名誉教授)からチベット語・チベット史を学ぶ。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究員を経て、東京外国語大学、常磐大学、国士舘大学、東京大学などの非常勤講師を歴任

岡田英弘 : 1931年、東京生まれ。専攻は中国史、満州史、モンゴル史、日本古代史。1953年、東京大学文学部東洋史学科卒業。1957年、『満文老档』の研究により日本学士院賞を受賞。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授を経て、東京外国語大学名誉教授。2017年5月25日、満86歳で逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • fseigojp

    満州帝国の真実の姉妹編の位置づけ 韓国も台湾もほしいところ

  • 紫砂茶壺

    もともと編集者との質疑応答をベースにしているので読みやすい。通説とされる中国の近現代史がいかに中共のプロパガンダに侵食されているか、個別に例を挙げて説明している。その中でも「孫文クソニート説」は面白い。中華民国建国の父とまで祀り上げられている彼だが、中国に地盤はなく、逃亡先の異国からあれこれ口を出すだけ。列強とのコネはあっても最終的には愛想を尽かされ、革命運動は全部失敗した挙げ句に、コミンテルンにまで魂を売る売国奴、ときたもんだ。あれだけの人口がいてそういう奴しか人材がいない不思議。

  • Masarin

    もともと中国史はウソばかりと思っていたが、その裏付けとして最適な一冊。日本の歴史学会の左翼偏向はひどいものだが、一般に流布している中国史に感する歴史書がでたらめなことがよく理解できた。

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