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アメリカの消失

宮脇俊文

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784880652757
ISBN 10 : 488065275X
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「ハイウェイ」をキーワードにたどる異色の米国文化論。ソロー、フィッツジェラルド、サリンジャー、ホッパー、オキーフ、スプリングスティーン、イーグルス…小説の数行、絵の断片、一フレーズの曲。一見バラバラに存在しているかに見えるものが、アメリカの過去、現在、未来を紡ぎ出す。文学、文化、映画、音楽、美術、宗教などの幅広いジャンルから縦横無尽に照射したアメリカへの哀惜とオマージュ。

目次 : 第1章 アメリカの光と影/ 第2章 スモールタウンのアメリカ/ 第3章 ジャズ・エイジのアメリカ/ 第4章 ハート・オブ・ゴールド/ 第5章 アメリカのリズム/ 第6章 ベトナム戦争とアメリカの疲弊/ 第7章 光と影の融合に向けて

【著者紹介】
宮脇俊文 : 成蹊大学教授(アメリカ文学)。1953年神戸市生まれ。上智大学文学部英文科卒、同大学院修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヨータン

    かなりマニアックな本でした。アメリカの歴史の闇を知った上で、それでもアメリカが好き、興味がある人向きの本。私は西部開拓時代やルート66時代のアメリカが好きなので、楽しめました。むしろこういうマニアックな本を求めていたので、当たりでした。

  • DEE

    20世紀初めからオバマ大統領誕生までの間に、アメリカが何をどのように失ってきたか。文学や音楽、そしてホッパーの絵を手掛かりにして考察している。 超大国であり続ける、あるいはハイウェイを走り続けるってのも大変なのだろう。 人が増えたり物が買えるようになったりと生活が物質的に豊かになるとどうしても二極化していくだろうし、そもそもアメリカには人種差別が残っているし、妥協点を探すのは難しいかと。 果たしてオバマ大統領は再び国民に夢を見せることができたか? まぁ、その結末を既に知っているわけだけどね。

  • Mingus

    米国文化論としてというより、音楽を聴くように純粋に読書を楽しめることが出来た。それは本文の構成が文学、映画、音楽、美術など幅広いカルチャーを様々な角度から多種多様、縦横無尽にアメリカという国家に対して切り口を開いているからである。たとえるなら、深い霧に包まれた大きな黒いアメリカという影に、芸術というスポットライトを使って光を差し込み、角度を変え、反射させ交差させ、見るものを次第に導いているかのようだ。そんな光景は、ビックバンドの演奏を彷彿とさせ、アーティスティックでありファンタスティックでもある。

  • cf:『語るに足る、ささやかな人生』

  • harry2986

    想像してたのと違ったなあ。それは悪くないんだけど、年代のリストに書籍、音楽、映画、ニュース、の特徴的なセンテンスを置いていって、それを体裁を整えて(それも一貫性がない)文章にまとめた、という印象が最後まで拭いきれず。中学生とかが読んだら、おっ、という発見があるかも。うーん、どう書いても皮肉に聞こえるなあ、悪く言うつもりはさらさらないんだけど。。。ごめんなさい。

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