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ISBN 10 : 4065319714
Content Description
国宝として有名な、広隆寺の弥勒菩薩半跏思惟像。弥勒とは、五十六億七千万年後に現れて衆生を救うという、阿弥陀や釈迦と並ぶ仏のことである。古代日本に伝わると、災害や飢饉と結びつき、末法思想として全国の民衆に広がった。戦後民俗学の泰斗が中国・朝鮮との比較を通して、日本独自の弥勒信仰の歴史と民俗を復元し、日本文化の原型を描き出す。
目次 : 第1章 民間伝承としての弥勒/ 第2章 宗教運動と弥勒/ 第3章 比較宗教論における弥勒/ 第4章 日本仏教と弥勒/ 第5章 鹿島信仰と弥勒/ 第6章 朝鮮半島と沖縄の弥勒/ 第7章 世直しと弥勒/ 第8章 大本教の中の弥勒
【著者紹介】
宮田登著 : 1936‐2000年。神奈川県に生まれる。東京教育大学文学部卒業。同大学大学院修了。筑波大学教授、神奈川大学教授などを歴任。筑波大学名誉教授。元日本民俗学会会長。文学博士。専攻は民俗学。民間信仰、都市民俗はじめ広汎なテーマで、歴史学等の周辺分野とも連携しながら業績をのこした。著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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榊原 香織
読了日:2023/10/17
わ!
読了日:2023/07/25
トクナガ
読了日:2025/08/22
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