Books

宮田珠己の楽しい建築鑑賞

宮田珠己

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784767833415
ISBN 10 : 4767833418
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

団地、ビル、エスカレーター、灯台、吹き抜け、送水口、配管…すべての建築には鑑賞を楽しむ愛好家がいる。彼らの鑑賞の作法を知れば、日常の景色の見方が変わる。われわれの住む街は、もはやワンダーランドとなるのだ。

目次 : 1 秀和レジデンスの昭和なかわいさ/ 2 団地の用の美/ 3 室外機のカオス/ 4 テラゾーのいじらしさ/ 5 吹き抜けはユートピアに建つ塔/ 6 働く人たちをサポートする小屋/ 7 キャバレーのむき出しな工夫/ 8 ゲタバキ団地の標準化できない個性/ 9 高度経済成長期のビルの媚びなさ/ 10 エスカレーターの未来感/ 11 灯台の孤高さ/ 12 送水口の健気さ/ 13 配管の美と匠/ 14 庁舎建築と人々の思い/ 15 公衆トイレを平熱で

【著者紹介】
宮田珠己 : 1964年兵庫県生まれ。作家・エッセイスト。紀行エッセイを中心に、日常エッセイ、書評や小説なども執筆。『ニッポン47都道府県正直観光案内』(幻冬舎文庫)で第14回エキナカ書店大賞を受賞

傍島利浩 : 1965年大阪府生まれ。1991年より藤塚光政に師事。1996年よりフリーランス。建築、インテリア、プロダクト、アート、人物を中心とした雑誌、広告、竣工写真などを手がける。2006年、株式会社プンクトゥム設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • starbro

    宮田 珠己、初読です。結構レトロでマニアックな建築ガイドブック、室外機のカオスは壮観でした。実際訪れたことがあるのは、東京交通会館他3か所です。 https://www.xknowledge.co.jp/book/9784767833415

  • ホークス

    2024年刊。気楽なエッセイの宮田氏が、特定の建築物や空間のマニアに取材。写真多数。テラゾーは石片とコンクリートの混ざったナッツ入りアイス的な壁や床。古い駅やビルに多い職人技で、マニアには「いじらしい」らしい。高度成長期の中小ビルには過剰なサービスや目的圧が無く、人をほったらかしにしてくれると言う。送水口やキャバレーには昔の工芸が感じられて和む。他に気になるのは、室外機、小屋、公衆トイレ、秀和レジデンス。魅力は自分で探りあてるもので対象は無限だ。美しい配管を見るなら街中のコインパーキングがオススメらしい。

  • manamuse

    いやいや〜それはないでしょ〜とツッコミつつ、次第にナビゲーター達の熱すぎる思いに感動すら覚え、気づくと…あれ?私も好きかもしれない…となってくるから恐ろしい。団地や室外機や配管は分かる。灯台のレンズにあんな情熱を捧げられるってすごい。送水口の博物館を作っちゃうのもすごい。何より公衆トイレが面白そうだった。

  • おかむら

    雑誌「建築知識」に連載の、建物(と付属物)好きの、でも一般的ではないかなりのマニアの方々にインタビューした読み物と写真。団地好きはもれなく給水塔好きとか、レアなエスカレーターを探すならダイエーとヤマダ電機とか、公共の建物好きの中でも農協専門マニアがいるとか、ウズベキスタンの地下鉄全駅の写真集出した人とか、もうそれはそれは変わり者だらけで実に楽しい!写真もいい! テラゾーって初めて知ったがなるほどあれがテラゾーね!あたしも好きだわテラゾー。

  • あじ

    私の興味の範囲は広くて浅いが…マニアックな趣味を持つ変人(いい意味)が大好物で、その手の書籍は見逃したくないたちだ。ここに登場するゲスト陣はその界隈での爬虫類レジェンドばかり。団地といえば、ビルといえば、キャバレーなら…たまり場を超えたサンクチュアリになっている。聞き手の宮田珠己氏(この方だってねぇ笑)が“そこですかエモいのは”的な発言を繰り返すほどで、いやいやあなたの著書を振り返ってくださいよって笑。共振ある・なしの具体的な記述がらしくて好きでした。タモで掬えない好事家の希少性高し。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items