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ISBN 10 : 456984295X
Content Description
満洲事変とは何だったのか。事変に先立つ一九二〇年代を民族自決の理念が登場した時代とするなら、この時代の中国は、満洲族やモンゴル族、ウイグル族などの民族自決を否定していた。
満洲事変から支那事変を経て大東亜戦争に至る日本近代史について、われわれは帝国主義と民族主義の対立を絶対化する革命思想からではなく、長期的な歴史的文脈の中で、かつ、様々な制約下の行動の中にも新たな理念の影響を読み取る多面的、複合的な視点から再評価すべきである。
「侵略」論を超えて世界的視野から当時の状況を知り、歴史認識の客観性を求める試み。
【著者紹介】
宮田昌明 : 1971年、石川県生まれ。94年、京都大学文学部史学科卒業。99年、京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。京都大学博士(文学)。現在、一燈園資料館「香倉院」(財団法人懴悔奉仕光泉林付属)勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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投稿日:2021/07/25 (日)
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