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図書館に通う

宮田昇

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784622077626
ISBN 10 : 4622077620
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
宮田昇 ,  

Content Description

長く出版界とともに生きてきた著者が、本好きの一市民として発見した街の図書館の魅力と変貌。本と人を繋ぐ数々の逸話とともに、ネット時代の可能性を探る。

目次 : 出版社がこしらえた図書館/ 『広辞苑』と『第二の青春』/ 『未刊行初期短篇』の公表/ 貸本屋と漫画喫茶/ キングと『夏草』/ 『われらにとって美は存在するか』/ 『彼もまた神の愛でし子か』/ 『ドクトル・ジバゴ』とアメリカ文化センター/ 『アメリカの出版界』と図書館/ 『リリアン』と『オリンピア・プレス物語』〔ほか〕

【著者紹介】
宮田昇 : 1928年東京に生まれる。雑誌「近代文学」、早川書房編集部、タトル商会著作権部を経て、日本ユニ・エージェンシー創設、元代表取締役。日本ユニ著作権センター創設、元代表理事。受賞歴:第1回出版学会賞佳作(『朱筆―出版月誌1968‐1978』)、第21回日本出版学会賞(『翻訳権の戦後史』)、2002年度著作権功労賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ruki5894

    出版界に長くおられた著者からみた図書館。日頃の雑務に追われている身には少し耳がイタイところもあり。戦後、置き去りになった図書館が、やがて無料貸本屋になっていき、デジタル化の中でどうやって生き残りましょうか…。しかし自分の勉強不足を改めて痛感。知らない名前、知らない本がたくさんでてきた。

  • ざっく

    図書館について、よくよく考えてみると、なぜ無料で利用できるのか、不思議である。ネットに落ちていた論文には、図書館の貸出数が1%増加すると、書店の販売額が0.04%増加することになるらしい。そう考えると、図書館は、本屋の敵ではなく味方なのだろう。自分も読んでいる本の80〜90%ぐらいは図書館で借りた本であり、非常に有難いと感じている。これからも、税金の回収も兼ねて、気になる本があったら、とりあえず図書館で検索して、図書館に置いてなかったら、書店で購入を考える、というサイクルで生きていこう。

  • 西澤 隆

    「ベストセラーまで図書館に求めるな。もっと買うべき本はある」と思う僕でも時に「正統的」な図書館選書論には辟易することが多い。それだけにリタイヤした出版のプロで80を過ぎた筆者の、徹底した「公立無料貸本屋」の肯定にはなんだか目から鱗が落ちる思い。児童文学をめぐる項での「児童に読ませたいとする大人の目線によるブックリストづくりにそもそも賛成ではない」には深く共感。教科書臭い良書を薦めて敬遠されるより読むことの「!」にハマって自分で世界を広げて欲しい。ジジィにもこういう読書の先達がいることを知って欲しいなあ。

  • Nobuko Hashimoto

    仕事と離れて娯楽としての読書を楽しむようになった著者が、幼少期からの図書館との関わりや、親しくしていた文人との思い出を織り交ぜ、本、出版、図書館について語る。特養ホームに入った著者の姉の精神状態が、大活字本の差し入れによって劇的に改善した話が印象深い。著者はこの経験から、「読書介護」の充実をはかるべきだと提言する。図書館に通えない高齢者などへの読書支援、情報提供は今後図書館の大きな役割りとして求められそう。

  • 丘野詩果

    エッセイ風に作者の図書館への感想や考えを綴ったもの。(感想書きかけ)

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