Product Details
ISBN 10 : 4062204843
Content Description
ナビラ・レフマンさんとマララ・ユースフザイさん。マララさんを襲ったのがイスラム過激派だったのに対し、ナビラさんに向けてミサイルを発射したのは、アメリカの無人機「ドローン」でした。マララさんはノーベル平和賞を受賞しましたが、ナビラさんの身に降りかかったことを知る人は、ほとんどいません。加害者の違いこそが、二人のその後の境遇を決定づけたのです。二人の少女の身の上に何が起きたのかを紹介しながら、アメリカとイスラムの関係の変遷や、パキスタンの部族地域の実態について、現代イスラム研究で知られる宮田律氏が解説します。
目次 : 第1章 ナビラさんの来日(日本に来られなくなった理由/ 新聞記者のインタビューを受けて ほか)/ 第2章 ナビラさんを巻き込んだ「対テロ戦争」(「アメリカ同時多発テロ」が起きるまで/ アフガニスタンだけでは終わらなかった ほか)/ 第3章 暴力に屈しないマララさんの活動(マララさんがねらわれた理由/ 女子教育をさまたげているもの ほか)/ 第4章 ナビラさんが暮らす「部族地域」(パキスタンと日本のつながり〜被災地への支援/ パキスタンと日本のつながり〜仏教と経済 ほか)/ 第5章 ナビラさんの入学・通学(学びたいナビラさんへの支援/ ナビラさんに会いにペシャワールへ ほか)
【著者紹介】
宮田律著 : 一般社団法人・現代イスラム研究センター理事長。1955年、山梨県生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科修士課程修了、UCLA大学院歴史学科修士課程修了。専門はイスラム地域研究、国際関係論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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りの
読了日:2017/11/18
ochatomo
読了日:2020/02/17
田中寛一
読了日:2017/11/11
天の川
読了日:2017/06/03
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