栄養学英語の練習帳 健康な体づくりのための英語表現

栄養士の現場、小学校（保育所・幼稚園）の食育、アスリートや糖尿病患者への食事指導、介護施設の活動や対応を題材にした英語表現で構成。管理栄養士養成課程、栄養士養成課程の「英語」「英語コミュニケーション」のテキストとして最適書！

　英語にも“You are what you eat.”という格言があります。文字どおり、自分が食べたものが体をつくる、という意味です。赤ちゃんが生まれると母乳や人工乳で育ち、しばらくすると離乳食、保育所・幼稚園などや学校での給食と、成長するにしたがってさまざまなものを食べて、自分の体ができあがっていきます。親や先生など、まわりの大人たちが、バランスよく食事ができるように、世話をしたり教えたりして健康な体づくりが可能となります。人生100年時代といわれるようになりましたから、高齢者の栄養管理も重要になります。

　本書は、そうしたことを念頭に、保育所・幼稚園などや学校での食育、学食のメニュー開発、生活習慣病への対応、病院や介護施設での栄養指導などについて英語で必要な情報を伝えられることを目的にしています。さまざまな現場を取りあげ、実際の場面を想定して、そこでよく使われる語句や表現を厳選しました。現場にいることを想像して学習することができます。

　各ユニットは、語彙とフレーズを学習する「基礎編」とディクテーション、ライティング、リスニング、リーディングなどの問題に取り組む「実践編」で構成されています。音声教材は弊社のホームページで利用することができます。また、数ユニットおきに「コラム」が設けてあります。本書に限らず、英語を学習するためのヒントについてまとめられています。
（本書「まえがき」を要約）