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ときときチャンネル ない天気作ってみた 創元日本sf叢書

宮澤伊織

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488021078
ISBN 10 : 4488021077
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2025
Japan

Content Description

配信サービス《ときときチャンネル》で、同居人のマッドサイエンティスト・多田羅未貴による数々の発明を紹介してきた十時さくら。トラブルを乗り越え登録者数500人を達成した二人だったが、チャンネル存続の危機に直面!? 電気をDIYしてみたり、天気を作ってみたり、ブラックホールで○○してみたり‥‥今日も〈ときとき〉でしか見られない配信をお届けします。新感覚の配信者百合SF!

【著者紹介】
宮澤伊織 : 秋田県出身。2011年『僕の魔剣が、うるさい件について』でデビュー。15年、「神々の歩法」で第6回創元SF短編賞を受賞。17年より刊行されている〈裏世界ピクニック〉シリーズはコミック化、アニメ化もされ人気を博す。23年刊行の『ときときチャンネル 宇宙飲んでみた』は『SFが読みたい!2024年版』の「ベストSF2023 国内篇」第3位となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • よっち

    マッドサイエンティスト・多田羅未貴の発明を《ときときチャンネル》で紹介する十時さくら。収益化条件の登録者数500人を達成したけれど存続危機に直面する第2弾。地の文を排し、全編が主人公・十時さくらの配信口調とコメントで構成される大胆な形式で、量子コンピュータの電気代問題や暑さ対策で天候操作実験、高次元で収益化、ブラックホールの意外な活用法、宇宙からの荒らしとのバトルなど、科学実験を試みる中で起きる荒唐無稽なトラブルの数々がなかなか面白かったですね。キャラクターの解像度も高くて、次の配信が楽しみになりました。

  • 本の蟲

    十時さくらが同居する天才科学者、多田羅美紀の発明品を紹介する配信〈ときときチャンネル〉2作目。多田羅が参照している超高次元ネットワーク〈インターネット3〉から作る発明は、どれも現代科学を超えたものばかり。CGを疑う新参に、解説を入れる常連。多田羅の技術解説に理解が早いSF好きリスナーに、置いていかれる一般人のさくらのツッコミ。ゆるい配信とガチンコSFのギャップがとにかく楽しい。後半2編は、情報と経済、配信者とリスナーという不思議な関係性を宇宙規模に拡大した話で「情報文化の現在と未来」なんて授業にも使えそう

  • niz001

    第二弾。予想外の展開。+ぬさん、有難いなぁ。これでインターネット3もサンドボックスも堂々と使えるようになった次巻が楽しみ、まぁいつも通りだろうけど。あの警告音も流れたんやろな(自分の脳内ではダラU)。

  • YSHR1980

    初期からの視聴者がめちゃくちゃ馴染んで理解が早すぎるの笑ってしまう。体系的な科学のおもしろさが、伏線回収のような流れにきっちり作用しているのも上手い。

  • 外道皇帝

    まさか続編が出ると思ってもみなかった、嬉しい驚き。ますます理解不能な科学的内容だけど面白い。この調子で次も出して欲しい。

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