Product Details
ISBN 10 : 4569849342
Content Description
新型コロナウイルスの「次」に来る、動物由来のウイルスは何か?批判を恐れない提言で注目されるウイルス学者が、ペットのイヌやネコが媒介するウイルス、突然ニホンザルが血を流してばたばた死んでいった原因となったサルレトロウイルス4型など、変異すれば人間社会を脅かす可能性があるウイルスを紹介する。しかし実は、病原性のウイルスは全体のごく一部。病気を起こすどころか、1億年以上前に哺乳類の進化を促したウイルスもある。宿主のDNAを書き換える力を持ち、胎盤の形成に関与したといわれているレトロウイルスである。本書ではレトロウイルスの驚くべき力についても解説。
目次 : 第1章 「次」に来る可能性がある、動物界のウイルス/ 第2章 人はウイルスとともに暮らしている/ 第3章 そもそも「ウイルス」とは何?/ 第4章 ウイルスとワクチン/ 第5章 生物の遺伝子を書き換えてしまう「レトロウイルス」/ 第6章 ヒトの胎盤はレトロウイルスによって生まれた/ 第7章 生物の進化に貢献してきたレトロウイルス
【著者紹介】
宮沢孝幸 : 京都大学ウイルス・再生医科学研究所准教授。1964年東京都生まれ。兵庫県西宮市出身。東京大学農学部畜産獣医学科にて獣医師免許を取得。同大学院で動物由来ウイルスを研究。東大初の飛び級で博士号取得。大阪大学微生物病研究所エマージング感染症研究センター助手、帯広畜産大学畜産学部獣医学科助教授などを経て現職。日本獣医学学会賞、ヤンソン賞を受賞。2020年、新型コロナウイルス感染症の蔓延に対し、「1/100作戦」を提唱。『京大おどろきのウイルス学講義』が初の単著(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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trazom
読了日:2021/07/13
きみたけ
読了日:2021/12/03
アキ
読了日:2021/08/24
謙信公
読了日:2024/04/26
ミライ
読了日:2021/08/30
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