Product Details
ISBN 10 : 4569853242
Content Description
物価の高騰、賃金の低迷が続く日本経済。未曾有の物価高にもかかわらず、賃金が「ほぼ横ばい」という異常事態。日本の平均賃金は韓国にも追い抜かされ、同時に歴史的な円安も進行している。かつてIMF(国際通貨基金)に勤め、現在は東京都立大学教授の著者は、「日本経済停滞の要因は、日本特有の構造、いうなれば“未熟な資本主義”にある」と喝破し、そのためには物価と賃金、さらにはそれらの土台となる「企業経営=労働・雇用のメカニズム」を知る必要があると説く。各種国際統計・データから、日本の経済構造の歪みを徹底分析し、日本再生の処方箋を示す1冊。
目次 : 第1章 物価―「30年ぶりの物価高」が意味するもの(世界中で広がるインフレ、止まらない円安/ インフレとは何か? ほか)/ 第2章 賃金―「世界で一人負け」日本の低賃金(「物価が安くて幸せ」は真実か?/ こんなに給料が上がらない国は日本だけ ほか)/ 第3章 企業経営と労働―「人やモノにお金をかけない国」日本(改革の鍵は「日本型雇用」にあり/ 日本の労働生産性はOECD38か国中、23位 ほか)/ 第4章 「未熟な資本主義」を脱却する方法(未曾有の経済停滞―「一人負けニッポン」をどう変えるか/ 「一億総貧国」を脱する処方箋は「付加価値」にあり ほか)
【著者紹介】
宮本弘曉 : 1977年生まれ。東京都立大学経済経営学部教授。慶應義塾大学経済学部卒業、米国ウィスコンシン大学マディソン校にて経済学博士号取得(Ph.D.in Economics)。国際大学学長特別補佐・教授、東京大学公共政策大学院特任准教授、国際通貨基金(IMF)エコノミストを経て現職。専門は労働経済学、マクロ経済学、日本経済論。日本経済、特に労働市場に関する意見はWall Street Journal、Bloomberg、日本経済新聞等の国内外のメディアでも紹介されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
よっち
読了日:2022/11/21
re;
読了日:2023/03/04
復活!! あくびちゃん!
読了日:2023/05/02
復活!! あくびちゃん!
読了日:2023/04/02
こうすけ
読了日:2023/02/20
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

